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三重県選挙区・山本さちこ候補
地域の声を国に届ける

7月10日の投開票日が目前に迫り、ますます熾烈さを帯びる選挙戦。今回は三重県選挙区の戦いぶりをレポートします。

三重県選挙区・山本さちこ候補 地域の声を国に届ける

「三重県を前進させるか、後退させるかの選挙だ」と訴える山本さちこ候補

「山本さちこです。よろしくお願いします」。
選挙戦も折り返しに突入した7月1日、三重県選挙区の山本さちこ候補(54)の姿は、四日市市にあった。
同市中心部・近鉄四日市駅前の商店街では、行き交う人々や遠くにいる人を見つけては走って駆け寄りグータッチ。送られる声援に「ありがとうございます」「がんばります」と笑顔で応える。時には足を止め、店主らの声に真摯に耳を傾けていた。
6年前の参院選で山本候補を応援したという女性は「三重県は観光立県。さっちゃんは観光のプロフェッショナルだから、今度こそは国政の場で頑張ってほしい」と期待を寄せる。
同選挙区は事実上、山本候補と野党統一候補の無所属新人による一騎打ちの構図だ。山本候補は「傷ついた地域経済を支援し、困難に直面する人々の不安を取り除きたい」と、わが党と公明党による安定した政治の下で、わが国が直面する内外の課題に真正面から取り組みたいと訴えている。
6年前、わが党公認で参院選に挑戦し、現職の厚い壁に阻まれ惜敗した山本候補。その後、平成31年の県議選(桑名市・桑名郡選挙区)でトップ当選を果たし、1期目ながらもわが党会派の政策責任者を務めたほか、女性局長としても精力的に活動した。また、旅行観光業に20年間従事した経験を生かし、県内の地域経済活性化に現場の最前線で取り組んだ。三重県連では誰もが山本候補の行動力を認め、「国会でも即戦力として活躍できる」と高く評価している。
今回満を持しての再挑戦となったが、選対本部長を務める田村憲久県連会長は「(保守が強い)中南部で優勢でも、人口の多い四日市市で差がつくと逆転されてしまう。ここでの差をいかに縮めることができるかが勝敗のカギを握る」と表情を引き締める。
同市は、中京工業地帯の一角を占める県内最大の都市。かつて民主党の代表を務めた当選11回の立憲民主党議員が強固な政治基盤を築いているからだ。そのため中盤から終盤にかけては、四日市市を含む北勢地域に活動の軸足を置き、県外からの応援弁士を集中的に投入するなどして、保守層の票固めと無党派層の取り込みに注力している。
激戦を繰り広げている三重県選挙区での勝利は、6年前の雪辱を果たすだけでなく、県内政界にとって大変重要な意味を持つ。山本候補が勝利すれば、衆参全ての選挙区でわが党議員が誕生することになり、かつて「民主王国」と呼ばれた三重県の政治勢力図は大きく変わることになる。
「三重県は、昨年の衆院選で大きく変わった。今回の参院選は、このまま前進するか、後退するかの瀬戸際の選挙です」と山本候補は熱く語る。
選挙戦も残りわずかとなったが、山本候補は大きな期待を一身に背負いながら、ゴールに向けて一気にアクセルを踏んでいる。

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