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沖縄県選挙区・古謝げんた候補
38歳若きリーダーの挑戦

参院選の注目選挙区でのわが党候補者の動きを紹介する「選挙区ルポ」。今回は沖縄県選挙区で懸命の選挙戦を展開する古謝げんた候補です。

沖縄県選挙区・古謝げんた候補 38歳若きリーダーの挑戦

「沖縄にとって今年は復帰50年の節目。だからこそ、10年、20年、50年先を見据えた未来を描き、沖縄が日本を引っ張る時代にしたい」。

選挙戦3日目となった6月24日、わが党公認の古謝げんた候補(38)は、那覇市の県庁前で開かれた総決起大会で、詰め掛けた聴衆を前に、初めて挑む選挙戦への決意を表明。「国・地方・民間企業、私のこれまでの経験やネットワークをしっかり持ち帰って、ふるさと沖縄の未来のために使いたい」と、沖縄の明るい未来への思いは自然に熱を帯びていた。
那覇市出身の古謝候補は、全国の選挙区でわが党が公認する最年少の候補だ。総務省時代には地方へ赴任し、地域振興等に取り組み、その後、民間企業で情報通信技術を活用した、まちづくりやスタートアップ支援等に取り組んできた。
豊富な経験や若さを武器に、国政の場で課題を解決できる即戦力になるとアピールする古謝候補。今回の選挙戦では、「38歳、未来をつくる即戦力」をキャッチフレーズに掲げ、①しなやかで強い経済を持つ沖縄②誰もがチャレンジできる沖縄③みんなが笑顔でいられる沖縄―の「3つの沖縄の未来」を前面に打ち出した。
沖縄県選挙区は、古謝候補をはじめ5人がしのぎを削っているが、玉城デニー知事を支える政治勢力「オール沖縄」が支援する現職と古謝候補の事実上の一騎打ち。選挙経験がなく、3月まで東京で民間企業に勤務していた古謝候補にとって、知名度アップがカギとなる。
公認が決まった3月以来、公示までに県内の41市町村全てを訪問し、地元議員等との懇談を実施。全市町村で保守系の首長や議員がトップとなって支部を開設し、県内の4つの衆院選挙区支部と連携強化を図った。
選挙戦では、集会の開催時間をあえて短めにするなどして多くの人に顔と名前を売ることに専念。古謝候補は「今では、同じ場所に立つたびに人が増えている」と手応えを感じている。
しかし、地元紙の序盤情勢調査では、現職候補がリードしているとの報道もある。選対本部長を務める中川京貴県議会議員(県連会長)は「わが党候補は過去の選挙で最高25万票程度を獲得したことがあるが、現職候補が前回獲得した30万票の壁は大きい」と、さらなる票の上積みが必要だと話す。
そのため、勝敗を左右するとみられる無党派層への支持拡大を図ろうと、古謝候補の同窓生らによる支援グループをつくり、各種SNS戦略にも力を入れている。陣営は「最近では現職候補より動画の再生数が伸びてきた」と喜ぶ。
沖縄は今年、4年に1度の「選挙イヤー」。秋に控える知事選での県政奪還へ弾みをつけるためにも、古謝候補は議席獲得に向け猪突猛進の勢いで現職候補に迫ろうとしている。

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