
本土復帰50周年を迎える沖縄県。参院選の公認候補・古謝げんたさんは38歳。初めての「本土復帰後世代」の候補者だ。次の50年へ、沖縄の未来を笑顔にする即戦力として、期待が高まっている。

沖縄の持つ可能性を街頭で呼び掛ける古謝げんたさん
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古謝げんたさんの決意と抱負
私はこれまで、総務省・内閣官房・復興庁といった国の中枢において、また、岡山県庁・長崎県庁での地方自治の現場において、日本の可能性と課題について多くの経験を積んできました。また、常にふるさと沖縄に思いをはせ、大学では沖縄県人会を立ち上げエイサーを披露し、社会人になってからも関東の沖縄出身者・沖縄関係者を集めた政策勉強会を主催してきました。
本年は、沖縄の日本復帰50周年という重要な年です。この節目の年に、これまで国・地方・民間で培ってきた経験・知見・ネットワークをフル活用し、沖縄のよりよい未来のために働きたいと考え、政治の道に進むことを決断しました。私は、これからの50年は「沖縄が日本をひっぱる時代」にしたいと考えています。沖縄独自の文化や自然は、観光のみならず海洋や健康、環境などさまざまな産業を生み出す可能性があります。誰もがやりたいことにチャレンジできる沖縄をめざして、尽力していきたいと思います。
38歳。未来をつくる即戦力
~古謝げんたさん サイドストーリー~

小学生時代の古謝さん(右)

東大の学園祭でエイサーを披露する古謝さん
東京で「沖縄の可能性を再発見」
古謝さんは那覇市生まれ。昭和薬科大附属高では野球部に所属し、5番打者で一塁手だった。
大学は東大に進学。初めて沖縄を出て、本土での生活は「寒さがこたえた。冬になると成績が下がってしまった」と振り返る。大学では沖縄県人会を結成。初代の会長に就任し、学園祭ではエイサーを披露した。「エイサーが終わると自然とカチャーシー(沖縄の手踊り)が沸き上がり、沖縄文化のすばらしさを感じた」と古謝さん。沖縄は常に古謝さんの心にあった。
大学卒業後は総務省に入省。岡山県庁、長崎県庁に赴任し、まちづくりの最前線に足を運び、地元の若者と共に活動した。
令和2年に総務省を退職し、NTTデータ経営研究所に転職し、情報通信技術を活用したひと中心のまちづくりや、都会に住みながら地域とかかわる「関係人口」の調査研究等、さまざまなプロジェクトに参加した。沖縄のスタートアップ経営者向けの研修プログラムも実施し、「沖縄のこれからの可能性を再発見した」と語る。
「ウチナー」の心で未来を描く
転職はコロナ禍と重なり、入社早々、在宅勤務。4人の子供を育てる古謝さんは、仕事をしながら、子供たちとの時間を大切にして過ごしてきた。
そんな古謝さんに突然の転機が訪れる。西銘恒三郎沖縄担当大臣から、参院選の立候補を打診される。
「沖縄は全国でも数少ない人口増加県。多くの地方が、減っていく人口をどう食い止めるかを考える中で、沖縄は増える人口の活用策を考えることができる。この可能性を生かしたい」と考えてきた古謝さんにとって、政治こそがその思いを生かせる舞台と考えた。打診からわずか2週間ほどで、立候補を決断した。
沖縄に産まれ、「ウチナーンチュ(沖縄出身者)」としての思いを常に心に抱いてきた古謝さん。総務省、民間企業での経験は、沖縄県を外から見てきて、その可能性は誰よりも強く認識している。古謝さんについて島袋大県連幹事長は「強い沖縄をつくるには、このような人材が必要だ」と、38歳の即戦力候補への期待を語る。
古謝さんは、「自然を生かした環境産業、独自の食文化による健康産業、広大な資源が眠る海洋産業、米国西海岸に負けない新たなスタートアップ文化など、沖縄が日本をリードする未来を描きたい」と、強い沖縄の具体策を語る
周りを明るくする笑顔が古謝さんのトレードマーク。その笑顔で人と人とをつなぎ、沖縄の未来を明るくする。

県内のFM番組に出演した古謝さん(中央)。いつも笑顔で周囲を明るくする
古謝げんたさんプロフィル
昭和58年那覇市出身38歳 三女一男の4人の子育て中
平成14年 昭和薬科大学附属高校卒業(野球部で5番ファースト)
平成18年 東京大学薬学部卒業(東大沖縄県人会初代会長)
平成20年 総務省入省
平成24年 総務省自治財政局調整課
平成25年 内閣官房副長官補付(沖縄振興も担当)
平成26年 長崎県赴任(観光振興課企画監、国際課長、文化振興課長、財政課長を歴任)
令和元年 復興庁参事官補佐(福島国際教育研究拠点構想を企画)
令和2年 株式会社NTTデータ経営研究所マネージャー
古謝げんたさん3つの政策
- ●しなやかな沖縄経済の実現
・コロナ禍で疲弊した経済の復興、必要な公共投資の促進
・社会情勢の変化に対応できる新5K(観光、健康、環境、海洋、起業)産業の振興
・地域特性とICT・IoTを生かした農林水産業の振興 - ●誰もがチャレンジできる沖縄
・ヒト・モノ・カネの視点での起業・創業支援
・県内外の人材循環を促進するための環境整備
・リカレント教育など多世代に対する教育機会の提供 - ●みんなが笑顔でいられる沖縄
・福祉政策の充実により自分らしく生きることができる社会を実現
・格差や子供の貧困の解消に取り組み、貧困の連鎖を止める