千葉県にある印旛沼ではうなぎの養殖が行われています。周辺には多くのうなぎ屋さんが店を構えています。
一般には成田山の参道が有名ですが、私の推しメシ店は印西市小林にある「木村屋」さんのうな重です。
日本医科大学千葉北総病院の救命救急センターに勤務していた当時、週1回、抄読会というスタッフが持ち回りで海外論文（当然、英語で書かれています）を紹介する勉強会を行っていました。
その準備を忘れると、罰として当日勤務のスタッフ全員に「うなぎ」をごちそうするというルールになっていました。それが嫌なために前日の夜になると必死で英語論文を読むわけですが（この段階で本来の目的から外れています...）、時間切れ、あるいはそもそも担当であることを忘れたりすると、泣く泣く木村屋さんに電話してうな重を注文することになっていました。
毎日が忙しい救命救急センターですから、時折の「うなぎ」が楽しみだったりします。
お昼時に、ホックリと焼き上がってタレのたっぷりかかった〝おごりの〞（←ここが大事です）うな重を食し、再び救急現場の戦場に戻っていく。まさに元気の出る推しメシでした。
あ、松本の抄読会はどうだったか？何度も木村屋さんの「うな重」を注文しました（笑）。
こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
ご購読のお申し込みはこちら。
