
党外交部会(部会長・佐藤正久参院議員)の台湾政策検討PTは3月16日、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表と蔡明耀副代表を会議に招き、台湾をめぐる最新情勢について意見交換を行った。
謝代表は、ロシアによるウクライナ侵略について「力による現状変更は国際秩序を破壊する暴挙だ」と述べた上で、台湾周辺で軍事演習を繰り返す中国を念頭に「台湾にとっても他人事ではない」と危機感をあらわにした。また、「台湾は理念が近い国々と結束して立ち向かわなければならない」とも述べ、自由、民主主義の先頭に立つG7(先進7カ国)の唯一のアジアの国であるわが国に対し「国際社会の期待や信頼は大きい」と、わが国の果たす役割に期待を示した。