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お知らせ「自由民主」先出し拉致北朝鮮

自由民主1面コラム「凛として」
中川郁子新聞出版局次長

自由民主1面コラム「凛として」中川郁子新聞出版局次長

昨年12月に逝去された「北朝鮮による拉致被害者家族会」前代表である飯塚繁雄さんの「お別れ会」がしめやかに執り行われた▼飯塚さんは、幼い子どもを残したまま北朝鮮に拉致された田口八重子さんの兄である。冒頭、他界される少し前に「国民大集会」でごあいさつされた映像が流れると会場は無念さと大きな悲しみで包まれた。「あきらめない」「何がなんでも解決する」最後の力をふりしぼった訴えだった▼その直後、入院した飯塚さんが、最後に遺した「八重子」さんという文字にも強い決意が感じられた。養子として育てた八重子さんの長男の耕一郎さんは、「親父が願って来たのは母が私を抱きしめる姿を見ることだった」と語る▼拉致問題は1970年代から80年代にかけて北朝鮮が起こした国家犯罪であり、わが国の国家主権の侵害と国民の生命・安全に関わる問題だ。拉致問題の解決には被害者全員の救出以外にはない。政治は「家族」を思う気持ちに応えなければならない。残された時間は少ない。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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