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記者会見決算憲法予算経済TPP

役員会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

【冒頭発言】(高鳥筆頭副幹事長)

今日の役員会の概要を報告いたします。
まず安倍総裁からは、先週、中曽根康弘元総理がご逝去された。改めて役員の皆さんと共にご冥福をお祈りします。中曽根元総理は憲法改正を一貫して訴えてこられた。高い志を受け継ぎながら政権与党としての責任を果たしたい。本日も参議院本会議で全閣僚出席のもとH30年度決算の概要について報告を行った。残りの会期も政府与党でしっかりと対応していく。
森山国対委員長からは、桜を見る会をめぐり先週(金)、維新を除く野党が審議拒否の姿勢を示したため、正常化に向け立憲の安住委員長と断続的に国対委員長会談を行った。その結果、共産党の田村議員に提出した平成27年分の桜を見る会の資料にあった招待区分ついて「招待状の発送を効率的に行うために付している」と政府が発言することで合意し、国会は正常化した。
末松参院国対委員長からは、本日は決算の概要報告の本会議を行なった。明日は7常任委員会が開催される。
関口参議院会長からは、タイトな日程だが衆院と連携して全力を尽くしたい。
世耕参議院幹事長からは、本日の本会議で、安倍総理は桜を見る会の質問に対してしっかりと答弁していた。前回の本会議でも同様に説明しており、国会に対して十分な説明をしていると思う。
岸田政調会長からは、先週、憲法をテーマとした会合を福島で開催した。埼玉、広島に続いて三県目となる。年明けも二県の開催要請がある。今週の政審は、火曜は予算編成の基本方針、木曜は新たな経済対策とTPP改定等を議論する。また金曜には、平場の会議で予算編成大綱を議論する。
鈴木総務会長からは、明日と五日に総務会を開催するとの発言がありました。


以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

中曽根康弘元総理が11月29日に逝去されたことは誠に残念なことでありますが、享年101歳のご長命で、国家のためにまた党のために随分ご活躍をいただきました。謹んでご冥福をお祈り申し上げるものであります。
通夜・葬儀は近親者のみで執り行われ、後日、お別れの会を開催することになっております。
なお、総理大臣経験者の逝去にあたっては、過去の例では内閣と自民党での合同葬となりますが、いつどのような形で開催させていただくかということについては、今後、ご遺族や内閣の関係者との間でご相談させていただくことになっております。なお、会期末まで残された期間は残りわずかとなってまいりました。最後まで、気を引き締めて有終の美を飾りたいと思っております。ご協力をお願い申し上げます。


以上です。

質疑応答

Question
毎日新聞です。本日、安倍総理が参議院本会議で説明された桜を見る会について、招待者の名簿のデータ復旧は不可能と発言されていました。この受け止めをお願いします。
Answer
それはその発言のとおりじゃないですか。
Question
共同通信です。今日の総理の答弁を聞かれて、その説明は十分だと納得されましたか。
Answer
納得致しました。
Question
朝日新聞です。今国会も残り1週間となりました。この間、桜を見る会が焦点になって来ていますが、総理の答弁で説明は十分だとお考えでしょうか。また機会が必要だとお考えでしょうか。
Answer
それは総理自身がご判断されることですけれども、私の受け止めとしては、十分ご説明をなさっておるというふうに思っております。
Question
時事通信です。桜を見る会について、野党側は予算委員会を開いて安倍総理が説明すべきだと求めています。予算委員会の開催の必要性について、どうお考えですか。
Answer
予算委員会は予算委員会の理事の皆さんでご判断されることですから、私の方から特にご要望はありません。
Question
共同通信です。会議末まで残りわずかとなりました。現時点で、会期延長の必要性についてはどうお考えでしょうか。
Answer
今日現在ではこのまま対応できるのではないかと思いますが、今後どういう問題が生じて来るか、これは分かりませんから。その都度、国対でお考えになることだと思っております。
Question
北海道新聞です。桜を見る会について、今日も総理は答弁の中で、招待者名簿が無いということでなかなか真相解明が進まないという場面が目立ちました。公文書の在り方にとして、今後検証していく上で1年未満というのがネックになっていますが、このことについて何か思われることはありますか。
Answer
それは内閣の方で招待したわけですから、そこでご判断されることです。特別の要望はありません。
Question
TBSです。桜を見る会について、安倍総理は十分説明をされたということですが、今日は与党議員からも質問が出るなどしており、野党議員も追及本部などで連日取り上げています。それでももう、今国会で説明する場を設ける必要は無いとのお考えでしょうか。
Answer
今のところ特にそういうことでは無いと思っています。
Question
朝日新聞です。中東への自衛隊の派遣について、この間、与党側に政府の方から説明等がありましたか。またこの派遣自体について、どうお考えでしょうか。
Answer
説明は聞いておりませんから、今ここで答弁することは控えておきます。
Question
朝日新聞です。今ホルムズ海峡周辺では、イランとアメリカの対立を背景に、緊迫した状況が続いております。そういった海域に自衛隊が派遣されることについて、今回は調査や研究が目的ということですが、派遣についてはどのようにお考えでしょうか。
Answer
自衛隊も十分そういう事態を受け止めて、関係者がご判断の上でのことでしょうから。お任せしておきたいと思います。
Question
読売新聞です。中曽根元総理に関連して、先ほどは内閣と自民党との合同葬ということをご紹介されていました。現時点で幹事長としては、前例に倣って内閣と自民党の合同葬を開きたいというお考えでしょうか。
Answer
開く方向もわれわれの考えの中にあるということを申し上げたもので、後はご遺族、特に現職の国会議員がご遺族におられるわけですから。十分にご意向等をお伺いした上で対応したいと思います。
Question
毎日新聞です。今週末の毎日新聞の世論調査では、内閣支持率が6%下がり42%になりました。この受け止めをお願いします。
Answer
内閣支持率が下がったということに対しては、それぐらいの緊張感を持って対応するべきだと思います。それでも40%以上の支持をいただいているわけでありますから、これは歴代の内閣に比しても、国民の期待が集まっているわけですから、これに応えていくという前向きの方向で取り組んでいきたいと思っております。