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記者会見選挙参議院選挙

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

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【冒頭発言】(稲田筆頭副幹事長)

本日の役員連絡会の概要を報告致します。
関口参議院国対委員長からは、野党が、いくつかの議員立法について、理事会で合意しているにもかかわらず「つるし」を下ろさないという行動に出ている。議員立法は本来、全会派一致で合意したものを順に審議するということが参議院の決まりであるのに、ありえない行動で、こうした姿勢を問うていきたいとのご発言がございました。
橋本参議院会長からは、昨日の全国幹事長会議で参議院自民党としても一致結束して戦うことを確認できた。身を引き締めていきたいとのご発言がございました。
岡田参議院幹事長代行からは、歳費法について、昨日衆議院で提出者として答弁したが、衆院の先生方に改めて感謝申し上げるとのご発言がございました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

昨日の全国幹事長会議はご承知のとおりでありますが、参議院選挙の勝利に向けて、自民党が一致結束して戦うことを確認することが出来た。安倍総裁を先頭にして、与党が一丸となって、全国で徹底した選挙戦を隅々にまで展開していく。こういう党の方針でありますが、われわれは全国幹事長会議で承認された方針に従って、党は全力を挙げて各地においてきめの細かい選挙戦を展開して行く。こういう決意であります。

以上です。

質疑応答

Question
毎日新聞です。明日、一年振りに党首討論が開催されます。内政や消費税や外交問題等ありますが、どのような議論を期待されますか。
Answer
これは党首討論と言っても、こっちの党首に対して野党の方から色々ご質問や新しい提案等がおありだと思いますから、これに対してまず真摯に政権政党としての自信を持ってお答えをいただく。こういうことだと思いますが、期待をしております。
Question
読売新聞です。冒頭の発言にもありました、昨日の全国幹事長会議で参議院選挙に向けて一致結束することが確認出来たということですが、改めて参議院選挙においての目標、獲得議席等をお聞かせください。
Answer
目標や獲得議席について、マスコミの皆さんを中心に世の中のそれぞれの方々から色んな意見が出るでしょうから、そういうことを参考にすれば良いですから。これはもう目標というのは、立候補した者を全員当選させるというのが目標であって、今から何人ぐらいが当選するのが良いだろうというのは自分の趣味にも考えにも合わない。ですから全員当選を期して頑張ります。
Question
時事通信です。党首討論の開催はかなり久しぶりということで、その意義というものも問われるような状態でありますが、意義についてはどのようにお考えでしょうか。
Answer
党首討論というのは、一般国民の皆さんから見て、大変関心を呼ぶテーマというか場面であると思います。そういう意味で非常に効果と言いますか、その成果は着実に今日まで積み重なって来ておると思いますが、これは出来るだけ党首討論に臨む方々が国民の皆さんの側に立って、国民が今何を考えているかということを念頭に置いて、立派な意味のある意見の開陳等を期待するところであります。
Question
テレビ朝日です。党首討論ですが、野党側からは45分では短いとのことで、在り方自体を考えるべきだという意見も出ております。今の党首討論の在り方について、どのようにお考えでしょうか。
Answer
時間については、これは長いか短いかですから、なんとでも言いようがあります。それに出席される総理とかそういう人たちの日常の日程等を考えれば、45分取るのでも容易なことでは無いんです。いくらかは長くするのは良いだろうけども、そうやたらと時間を取れば良いというものではありません。それは他の委員会等でそういうことをやれば良いし、要求があればそれに応ずるということは当然です。
Question
朝日新聞です。参議員選挙について一致結束してというふうに仰っておりますが、福岡県では県知事選挙のしこりがまだ残っており一枚岩になっていない状況です。党本部として改めて、こういう状況に対してなにか仲裁や何か求めることはありますか。
Answer
それは県連がそういう姿で良いのかどうか。県連というところにもね、相当の有力な人物がおられるわけですよ。自ずから解決して前に進んで行くことを期待したいと思いますが、こちらが何か一々指図したり誘導したりするということでは無くて、県連には県連としての独自の考え方があるでしょうし、それぞれの県は県の事情があるんでしょうから。しっかりとお任せして対応を見極めたいと思っております。
Question
朝日新聞です。そのままだと、参議院選挙ではしこりが残ったまま保守分裂という状況も考えられます。この点についてはいかがでしょうか。
Answer
それは分裂した方が良いのかしない方が良いのかということは考えれば分かることですから。地元のそうした方々が叡智を持って良い方向に導くために努力するだろうということを、党本部は期待しております。
Question
毎日新聞です。党首討論について、民主党時代には当時の野田首相がその場で解散を明言するということがありました。今回ももし野党がそのような態度に出て来れば、受けて立つべきだという意見も党内にはあります。解散に話題が及んだ時の対応はどのように考えておりますか。
Answer
それはその時のその場に臨んでおられる総理が、前後の意見交換を通じてお考えになることですから。一々そういうことを言わなくても、われわれは党首を全面的に信頼しておりますから。党首のご判断にお任せすることはもちろんのことであります。
Question
東京新聞です。参議院選挙について、比例区に自民党公認で出馬される田中昌史さんが、当選した場合に、自身が会長を務めていた日本理学療法士連盟に3600万円支払うという誓約書を交わしていたという報道がありました。この受け止めをお願いします。
Answer
詳細にわたって聞いておりませんから、必要に応じてまた詳細を聴取した上で判断していきたいと思います。
Question
東京新聞です。聴取されるのはいつ頃を予定されておりますか。
Answer
お互いに時間の都合が付けば近いです。
Question
東京新聞です。もしその事実が確認された場合、公認取り消しなどの対応を考えるおつもりでしょうか。
Answer
そんなあらかじめのことを予測してどうこうというわけにはまいりません。
Question
毎日新聞です。自公で選挙協力を行っておりますが、兵庫県など候補者が競合する選挙区もあり、そういう難しさがあると思います。そういうところでの選挙協力の在り方はどのように思っておりますか。
Answer
両党、信頼関係に基づいて、その結果をどういうふうにするかというのは、それぞれの地域は分かっているわけですから。それぞれの地域の判断に委ねたいと思っています。