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記者会見選挙参議院選挙

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

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【冒頭発言】(金田幹事長代理)

本日の役員連絡会の概要を報告致します。
森山国対委員長からは、本日9時20分に公明党と共に、丸山穂高議員に対する「譴責決議案」を提出した。野党が提出した「議員辞職勧告決議案」とあわせ今後、議運理事会で取り扱いを協議するという発言がございました。
甘利選対委員長からは、参院選挙比例代表に元横浜市長の中田宏氏から立候補の意思があった。入党の上、公認の手続きに入るという報告がございました。
その他の発言といたしまして、西田昌司参議院議員からは、「昨日のGDP速報値は衝撃的な数字である。個人消費減、輸入減で内需が減少したことによる縮小均衡で数値がプラスになったに過ぎない。もう一度党で議論をすべきではないか」という意見がありました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

先般ご逝去された島田三郎参議院議員のご葬儀は、6月9日に、島根県の安来市にて執り行われることになった。党を代表し、橋本参議院会長と岡田参議院幹事長代行に参列いただくことになっております。

以上です。

質疑応答

Question
テレビ朝日です。西田参議院議員から、昨日のGDP速報値は衝撃的だったという発言があったとのことですが、これに対して皆さんはどのような反応をされましたか。また、幹事長はどのようにお感じになられましたか。
Answer
それぞれの受け取り方がありますから。その受け取り方を、われわれもまた参考にしたいと思っています。
Question
毎日新聞です。関連して、もう一度党で議論するべきではないかという発言について、幹事長はどう受け止めておられますか。
Answer
またそれぞれのポジションの方がそれを聞いて判断するでしょうから。私から特に、それにどうだということを申し上げるつもりはありません。
Question
時事通信です。西田先生が議論するべきと言ったのは、消費増税について議論をするべきと言ったのか、あるいはGDPの速報値についての状況について言っているのか、特に具体的にありましたか。
Answer
特に本人から聞いておりませんから知りません。
Question
産経新聞です。日韓関係について、昨日政府はいわゆる元徴用工問題で、韓国の最高裁判決を受けて、仲裁の付託を韓国側に要請しました。改めて、現在の日韓関係についてどのような関係にあるとご認識でしょうか。
Answer
近い国でありますだけに、いつも申し上げるように人間関係においても、ご近所あるいは親戚友人、近いほど人間関係は難しいんです。ですから、国と国との関係においても、地球の裏側の国と喧嘩になることは無いですね、滅多に。しかし、近い国は色んなことで交流があるだけに、いざこざがたまにはあるということだと思います。冷静に判断して、お付き合いをして行けばいいと思っております。
Question
産経新聞です。いざこざもあるというお話でしたが、本日は韓国の国会議員団の方も訪日されて、自民党の外交調査会のメンバーとも面会をされているようです。改めて、自民党として議員外交の立場から、どのような取り組みを今後して行くべきだとお考えですか。
Answer
相手のお考えをよく聞いてですね、円満に友好的に話し合いをしていくということが基本であります。それ以上でもなければ以下でもない。
Question
フジテレビです。丸山穂高議員への譴責決議案の提出について、今回の提出の意義についてお願いします。
Answer
一議員の発言、行動ですからね。党がそのことに対して、その意義がどうかという程のことじゃなくて、大いにそういうことに対して今後そういう波風が立たないように、それぞれの議員が肝に銘じて努力をするということが大事じゃないかと。
Question
日本経済新聞です。安倍総理は17日の全国政調会長会議で、憲法改正について、賛成か反対かは別にして議論すらしないのはおかしい。議論をする政党がいいのか、議論もしない政党がいいのか、参議院選挙で問うて行きたいと発言をされました。議論をする政党がいいのか、議論もしない政党がいいのかということを参議院選挙の争点にするお考えだと思いますけれども、その点についてはどのようにお考えですか。
Answer
まだ総理から聞いておりません。総理がそう言われたということは新聞等の報道で聞いておりますが、総理から党に対して幹事長に対して、党でどうこうするようにというお話は聞いておりません。
Question
日本経済新聞です。会議自体は幹事長もいらっしゃる場でしたけれども、個別に聞いていないということですか。
Answer
そういう意味です。
Question
NHKです。丸山議員の譴責処分について、幹事長は昨日の会見でも、議員辞職勧告決議については、議員の立場、身分というのは慎重であるべきだということでそぐわないというお考えだったと思います。今回、自民党と公明党で提出した譴責決議案については、反省を促す趣旨の内容だったと思います。この妥当性についてお考えをお願いします。
Answer
一概の数字は言えませんが、約十万票の得票をいただいて当選をしてきているということは、十万人の人たちのご意思があったわけですね。そのことを一刀両断の下に断ち切るということについては、慎重の上にも慎重であるべきだし、本人の弁明も十分聞いて対応するということが大事だろうと思っております。
Question
日本経済新聞です。西田先生の発言の詳細は仰っていないので分からないということですが、消費増税の是非ですとか、現状の景気認識について党で何らかの議論をするべきだという趣旨であれば、そういうことを検討するべきだとお考えでしょうか。
Answer
特別に一つ発言があったからといって、直ちに会議を開いたり、そんな慌てたことをすることはありませんが、そういうことに対しては常に党内で議論し、慎重に運んで行きたいと思っています。
Question
毎日新聞です。冒頭に報告がありました中田宏さんの入党、公認手続きに入るということですが、最近、野党にいた人たちの自民党へ入党が相次いでいます。薬師寺みちよさんや、鷲尾英一郎さんもありました。どのように野党からの入党を受け止めておられますか。
Answer
野党にいた人たちが、この自由民主党の活動あるいは綱領、政策等に賛同して、自分の考えが一致したということで入党を申し込んで来られるわけですから。われわれはそのことに対して、私どももまた謙虚に受け止めて、そういうことのご意向が出来るだけ生かされるように、党として対応して行きたい。幅広くやって行きたいと思っております。