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記者会見選挙知事選挙山梨県

二階幹事長・甘利選対委員長ぶら下がり
(山梨県知事選挙の結果を受けて)

質疑応答

Question
テレビ東京です。山梨県知事選、自公推薦の長崎幸太郎氏が当選確実となりました。この受けとめをお願いします。
Answer
(二階幹事長)まず、人物が知事に最適の候補者であったということが言えると思います。関係者は殆んど、いろんな会派や派閥や、そんなものを乗り越えてみんなが一丸となってやって頂いた。これが第一の勝因だと思っています。あとはこれから長崎くんの知事としての活躍ぶりをまた改めて評価をして頂きたい。そのことが楽しみであります。
Answer
(甘利選対委員長)最適の人物を、自公で寸分の漏れ無く結束してやった結果だと思います。44年ぶりの保革の対決を制することができた。幸先の良いスタートが切れたと思っております。
Question
テレビ東京です。今回の選挙戦は、自民党所属の議員が多数現地入りをして、総力戦での選挙となりました。こういう形での勝利、この意義についてお願いします。
Answer
自民党の国会議員200人以上が現地に入らせて頂きました。これからも選挙の度に、やっぱり党を上げてがっちり応援するというこの気風をしっかり確立していきたい。この選挙戦の勝利を一つの糧にして、われわれは、今年の幸先の良いスタートだというふうに思っておりますが、誰もが言うことではありますが、勝って奢らず、ここは身を引きしめて、県民のみなさんやあわせて国民の皆さんの期待に応える、その真摯な努力がこれからのわれわれに課せられていることだと思います。
Question
テレビ東京です。明日から通常国会が始まります。今回の選挙が与える政権運営への影響についてお願いします。
Answer
これは負けていた時のことを考えると直ぐに答えは明らかになります。われわれはこの選挙戦に勝って新しい国会の幕開けになるということを確信しておりましたが、そんなことを選挙前に言い晒すものではありませんから、謙虚にしておりましたが、勝つ自信は初めからありました。
Question
時事通信です。幸先の良いということですが、統一地方選挙と参院選挙を控えた選挙の初戦ですが、今回の結果がどのような影響をもたらすとお考えですか。
Answer
正月早々の最初の選挙でありますから、われわれはこの選挙を極めて重視をしておりました。これに対して、党一丸となった応援、または公明党との皆さんとの連携、これが上手く行き、いわゆる功を奏して今日の結果をもたらしたと思っております。これからもこの期待に応えて、県民の皆さんのご支援に対して、自民党は仕事で応えていかなければならないと思っております。全力を尽くして地域の要請に応えるつもりで
Question
共同通信です。今後の統一地方選や参院選への影響についてはどうお考えですか。
Answer
統一地方選挙に際して、最初のスタートだけにわれわれは重視しておりました。それに勝利したわけですから、幸先の良いことは言うまでもありません。このことをバネにして、しっかり今年中に各地でたくさん行われる地方選挙、もう選挙年だと言われますが、本当に今年は選挙です。そういう意味でこの幸先の良いスタートを切れたということを国民の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。
Question
時事通信です。山梨2区では過去に保守分裂があったりしたが、そういうことを乗り越えて今回の選挙での勝利となりました。過去の経緯を踏まえて、この勝利をどうお考えですか。
Answer
選挙はどんな偉い人が策略を講じても分裂では勝てないですよ。分裂では良い結果が出ない。われわれはこれを最初から戒めて一丸となって戦う、この結果が出たと考えておりますから。大変、内心は喜んでおります。
Question
時事通信です。国会は明日から通常国会が始まります。勤労統計の問題や、難しい問題も控えておりますが、今回の勝利を一つのきっかけにして、国会運営をどのように進めていきたいでしょうか。
Answer
この選挙に勝ったから国会運営がどうだと連動しているものではありませんが、国会運営は国会運営としてしっかりやっていきますから、どうぞご期待を頂きたいと思います。
Question
時事通信です。甘利選対委員長にお伺いします。今回の選挙、分析される勝因としてはどのようにお考えでしょうか。
Answer
(甘利選対委員長) 44年ぶりに保守勢力が結集しての戦いと報じられました。スタート当初は10ポイント以上負けていたと思います。それが追いついて、そして差し切ったということはですね、結束が固まるにつれてそれが力になっていったわけですね。自民党の中が固まるのということと、自公がしっかり寸分の狂い無く結束をするということが、これだけの大きな力になるということを、これから選挙を迎える各地の候補者や応援をする勢力が心に刻んでこれからの戦いに備えて頂きたいと思います。もちろん、候補者が山梨の課題がなんであるかをしっかり分析して、それを解決していくための処方箋をきっちり示すことができて、それが山梨の選挙民の心を打ったんだというふうにも思っています。
Question
NHKです。甘利選対委員長にお伺いします。今回の山梨県知事選挙の勢いを、統一地方選挙や参院選へどのように繋げて行きたいとお考えですか。
Answer
(甘利選対委員長)やはり候補者・候補予定者は自分がなんのために選挙に挑戦をするのか、それはその地域や日本を良くするためであり、日本のその地域の未来のために自分は戦うということを、しっかりビジョンを持って示すことが大事だと思っています。それが今回もできたと思っております。
Question
時事通信です。今回の勝利を受けて、安倍総理とは話をされましたか。
Answer
後に電話をしようと思っておりますが、まだ話はしておりません。もう話をしなくたって私が何を言うかは両方分かっていますからね。話は急がないです。
Question
読売新聞です。選挙は分裂では勝てないという発言もありました。福岡、福井などの分裂含みの地域がまだありますが、党本部として一本化できるように何か取り組みを行いますか。
Answer
これは各県それぞれの事情があるわけだし、その県にそれ相当の人達が、特に自民党の場合は層厚く存在をしているわけですから。その人たちが知恵を絞るべきでして。この47の都道府県全てに自民党本部があーだこーだと司令をするという単純な選挙ではダメですよね。それぞれの地域が地域の発展を考えれば、党本部はどこを示しておるか分かっているわけだし、その地域の人たちの大多数がどっちを向いているかは分かっているわけですから。それに従った選挙結果をもたらすようにしっかり頑張らなければ駄目ですね。甘えは禁止です。
Question
共同通信です。長崎さんと過去の山梨県第2区での選挙のしこりが今回の選挙に影響をするのではないかという懸念も一部あったのではと思います。この選挙戦でしこりが払拭できたとお考えですか。
Answer
払拭できたかどうかは私には分かりませんが、長崎さんの人物、人柄が十分分かってですね、知事選挙という広い範囲で戦う選挙になって長崎くんに圧倒的に支持が集まったという事実を見れば、後の事の心配は全くありません。こう言うと他の知事さんに悪いですが、日本一とは言いませんが、日本で何番目かの知事になることは間違いありません。
Question
毎日新聞です。今年は亥年と呼ばれる統一地方選と参院選が同年に行われ、自民党にとって厳しい年と言われております。その中で山梨県知事選に勝てた、この受け止めをお願いします。
Answer
あの年だから難しいとかなんとか、そんなことを私は気にしたことが一度もありません。それよりもなによりも、先ほど話が合ったように団結して分裂しないで一緒になって固まって、自民党が公明の皆さんのご理解を頂いて、自公連結の中で戦いを展開すれば必ず勝つ。こう思っております。