2026年2月27日(金)
於:党本部平河クラブ会見場

会見を行う小林鷹之政務調査会長
【冒頭発言】
私からは報告案件、3件申し上げます。まず1点目としましては、今週24日開催の政調審議会では、日切れ法案を中心に法案7本を審議しまして、25日は本年初の与党政策責任者会議を日本維新の会との間で開催させていただきました。いずれも了承となっております。
2点目として、今朝9時から予算委員会が本格的にスタートしましたが、私が自民党のトップバッターとして質疑に立たせていただきました。高市総理はじめ、各担当大臣から強い経済をつくる道筋について前向きなお答えをいただいたと感じております。いずれにしても、予算の早期成立に向けて、党としてもしっかりと努力していきたいと考えています。
最後、3点目としては、昨日、いわゆる社会保障国民会議の初会合が開催されました。高市総理はじめ、関係大臣出席のもとで、私たち自由民主党、日本維新の会、そしてチームみらい、この3党が参加いたしました。夏前の中間取りまとめに向けて、できるだけ早期に実務者会議や有識者会議を立ち上げて、議論をさらに深めていきたいと考えております。冒頭、私からは以上です。
質疑応答
- 朝日新聞
2点質問をお願いいたします。1点目が国民会議についてです。昨日の親会議の方は公開で行われましたが、今後、実務者協議、それから有識者会議についても自民党として原則公開とすべきと思うかどうか、見解をお願いいたします。
2点目のお尋ねなのですが、首相のカタログギフトの問題についてお尋ねします。同じく違法とは結論づけられていない石破前総理の商品券の問題の際に、小林さんが国民の理解を得られないですとか、繰り返してはならないといったことを仰っておられました。今回の高市総理の問題についてはどうお考えになるのか、お願いいたします。
-
2点いただきました。まず1点目につきまして、いわゆる国民会議の今後の実務者会議、そして有識者会議につきましては、全て公開ということになってしまうと、どれだけ自由な意見交換ができるのかというところに影響が出てくると思いますので、そこについては一定のバランスをとる必要があるのではないかと私自身考えています。全て必ずしも原則公開ということにする必要は、私自身は現時点ではないと考えておりますが、一方で、議論の透明性というのは極めて重要だと考えておりますので、例えば議事要旨、これをしっかりと作って公開する、タイムリーに公開していく、こうした工夫というものは必要だと考えています。いずれにしても、今申し上げたように、国民の皆さんにどういう過程で議論が進んでいくのかということをできる限り分かりやすく理解していただけるような環境作りは努力していきたいと考えております。
2点目につきましては、今回の高市総理の件につきましては、詳細については総理自身のXに書かれておりますので、基本的にはそこに書かれている通りだと考えています。私自身の理解としては、高市総理が政治活動のために、事務所で役立つものについて使って欲しいということでしたので、そのような形で受け止めています。いずれにしても適切に判断をしたいと考えています。
- 朝日新聞
小林さんご自身の見解として、高市さんの行為については国民の理解が得られるとお考えでしょうか。
- そこは政党支部から個人に対する寄附であって、政治活動に使って欲しいと、事務所で役立つものに使って欲しいということですので、その受け止め方は国民の皆様に委ねたいと考えています。
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NHK
先ほどの予算委員会で、皇室典範の改正についてご質問されていましたが、それに関連しての質問です。高市総理からは、男系の男子に該当する方に限ることが適切であって、あとは有識者会議の報告について、ご報告を尊重するというご答弁がありました。小林政調会長として、このタイミングで高市総理に皇室典範改正について尋ねた狙いと、高市総理の答弁の受け止め、そして政調会長として、党の担当者として、皇室典範改正に具体的にどのように動いていきたいか、お聞かせください。
- まず狙いというか、狙いと受け止めというご質問がございました。そもそも皇族数をどうやって確保していくのか。今、皇室の行事が非常に多くなってきている中で、皇族数をいかに確保していくのかという話は、かなり長い間、国会の場で議論が続いてきています。これは静謐な環境のもとで丁寧に議論していく課題であると同時に、これは喫緊の課題としても、私自身受け止めております。そろそろやはり結論を国会の中で得るタイミングに来ていると私自身感じておりますので、今日は総理であると同時に、自由民主党、最大与党、自由民主党の総裁である高市総裁に、政治家としての考え方を伺いたかったということであります。そもそも国民の皆様にご理解をいただきたい、多くの国民の皆さんが理解されているとは思いますが、女性の天皇と女系の天皇というのは当然異なるということであります。過去に八方、十代の女性の天皇がいらっしゃいましたが、全て男系の女性天皇であります。女系天皇にするということは、父方を辿っていった時に繋がらないということを意味しますので、皇位継承のあり方というものを根底から覆すことになると私自身は考えていますので、その意味で、高市総理・総裁にどのように感じておられるのかということを伺わせていただきました。高市総理・総裁のお答えは、私自身と全く同じであるというふうに受けとめましたので、今、自民党としては麻生副総裁をヘッドにして、私が一緒に伴走する形となっておりますが、自民党として、これは幅広い政党の方々にまたお声掛けをしながらも、基本的には衆参議長のもとで、静謐な環境のもとで議論することになりますが、できる限りこの特別国会の中で、国会としての結論を得られるように、私自身努力をしていきたいと考えております。
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テレビ東京
国民会議の関連でお伺いします。先ほどの政調会長の予算委員会の質問の中で、外食産業への影響であったり、農業関係者の方への影響を指摘されていたと思います。今後の国民会議の中で、そうした当事者の方の意見を聞く予定があるのかという点と、もし決まっていなければ、そういった方々の意見を聞く必要性についてどのようにお考えか教えてください。
- まだ進め方がしっかりと決まっているわけではありません。今、調整中ということで、そもそも実務者会議、有識者会議をどうやって立ち上げるのかということは、私、自民党だけで決められる話でもないです。政府もあれば、維新の会の皆さん、昨日参加いただいたチームみらいの皆さん、そしてこれからもしかすると参加していただけるかもしれない、同じ方向を向いている政党の方たちと丁寧にできるだけ協議をしながら、会議の持ち方を考えていきたいと思いますが、今、2点目の質問にございました関係者の方々のご意見を幅広くお聞きするということは絶対に必要だと思っています。それは自民党の中でもそうです。あるいは国民会議の中で、そうした意見を共有することは重要だと思っていますから、私自身はそうした皆様から意見を伺う場を作るということは重要だと考えています。だけど、私自身で決められる話ではないので、その点も含めて、関係者の皆さんと前向きに検討を続けていきたいと考えています。
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読売新聞
副首都協議について伺います。今朝の自民党と維新の実務者協議で、副首都の指定の要件について、維新側が求めていた特別区の設置を要件、前提としないことで合意いたしました。まず、このことの受けとめと、多くの都市が声を上げやすい形になるかと思うのですが、法案化に向けた意気込みをお願いします。
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まず、自民党と日本維新の会の関係者の皆さんが、本当に去年から連立合意に書かれた事項を実現するために、相当集中的かつ議論を掘り下げて調整を続けてきてくれたことに、自民党の政策責任者として心から感謝をしたいと考えています。私の認識では、今、鶴田さんが仰ったように、特別区だけではなくて、かなり幅広く、複数の対象にしていくということと、あとは自民党としては危機管理の観点からこの議論を始めたわけですが、その多極分散型の経済圏、これを目指していく、そういう点についても、今日は合意したと。
これからの進め方としては、やはりこの国会で何とか形にしたいと考えておりますので、骨子の作成に向けてこれから頑張っていこうと。そういう点について、両党の間で合意をしたと理解をしています。これは結論ありきの話ではありません。今申し上げたような目的のもとで、そこに該当する自治体、あるいは意欲のある自治体、潜在的にかなりいらっしゃるのではないかと認識していますので、そうした自治体の皆さんが前向きに手を挙げていただけるような環境を自民党としても作っていけるように努力していきたいと考えています。