記者会見選挙国会予算

役員会・役員連絡会後 鈴木幹事長記者会見

2026年2月17日(火)
於:党本部平河クラブ会見場

会見を行う鈴木幹事長

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【冒頭発言】

それでは、本日の役員会・役員連絡会の概要について報告いたします。
高市総裁からは、明日、18日(水)に特別国会が開会する。
先般の総選挙の結果として、自民党・日本維新の会の与党で、合計352という非常に大きな議席を頂けることとなり、ご信任を得られたことに安心している。国民の皆様からお寄せいただいた大きな期待を、謙虚に受け止めたい。改めて身が引き締まる思いである。
今からやるべきことは、国民の皆様とお約束した政権公約を礎に、自民党がしっかり結束し、結果を出すということが重要。政権公約に書いたことは国民の皆様に対して、こういう政策を進めますと約束し、自民党の知恵を結集して、しっかりと迅速に効果的に仕上げているものなので、ご協力をお願いしたい。
20日(金)に施政方針演説、来週からは代表質問、そして衆議院の予算委員会と、国会日程が集中するが、政府・与党一丸となって乗り切りたい。
来年度予算や予算関連法案、税制改正法案をはじめ、今年度末までに成立が必要な法案について、「全ては国民の皆様の安心と、強い経済構築のため」という 観点から、野党の皆様にも積極的にご協力を呼びかけ、皆で力を合わせ一日も早く成立させるようにしてまいりたいとの発言がありました。
私(鈴木幹事長)からは、いよいよ明日から特別国会が始まる。
先の総選挙で、我々は国民の皆様から大きな力を頂いた。しかし参議院においては、与党で過半数を持たない状況に変わりはなく、決して慢心することなく、「結果」を出していかなければならない。
そのためには謙虚な姿勢で、野党とも丁寧な議論を行い、理解を求めながら、来年度予算や関連法案を可及的速やかに成立させ、高市政権の掲げる政策の推進に全力を挙げたいと考えている。
また今回の総選挙では、多くの新人議員が当選した。役員の先生方にあっては、困っていることがあれば 声掛けをしたり、時には厳しく指導するなど、積極的なコミュニケーションを図っていただきたいと思っているので、よろしくお願いする。
梶山国対委員長、磯﨑参議院国対委員長からは、各派協議会の状況と、特別国会のスケジュールなどについてご報告がありました。
松山参議院会長、石井参議院幹事長からは、総選挙のねぎらいのご発言に加えて、参議院では 少数与党である状況は変わっておらず、厳しい国会運営が続くので、衆議院側の一層の協力をよろしくお願いするとのご発言とともに、会派について、青山繁晴議員の衆議院への鞍替えにより、木村義雄議員が繰り上げ当選となったこと、また、寺田静議員が正式に入会したことを受け、会派名を「自由民主党・無所属の会」と変更し、所属議員数は101名となった旨、ご報告がありました。
古屋選対委員長からは、改めて気を引き締め、次なる戦いに備えてまいりたいとの決意が示され、その上で、石川県知事選挙が明後日2月19日に告示となる。わが党が推薦する現職の馳浩候補の必勝に向け、支援をお願いするとのご発言がありました。
小林政調会長からは、政調としても、政権公約で掲げたものは、しっかり政策として実現できるよう、日本維新の会と連携しながら努力していく。また、野党にも協力いただけるよう、丁寧に協議をしていきたいとの発言があり、それ以外に、今後の政審の予定と、社会保障の「国民会議」について、早期の設置に向けて調整していく、消費税については税調で検討していくとのご発言がありました。
有村総務会長からは、総務会は、本日は開催せず、次回は明後日19日木曜日11時から、臨時総務会を開催し、特別国会提出法案の審議等を予定しているとのご報告がありました。
役員会・役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
共同通信です。特別国会での当初予算案の年度内成立についてお伺いします。1月の衆議院解散により審議日程は非常にタイトになっており、年度内の成立のためには審議時間の短縮や与党の質問時間を削る、夜間や土日の審議といった工夫も不可欠になるとの指摘があります。一方、与党内からは丁寧な国会運営を心がけるべきだとの声があり、幹事長としての年度内成立へのお考えについてお聞かせください。
Answer
来年度予算、これはやはり国民生活におきましても、それから日本の経済に対しましても大変重要なものですから、できる限り早く成立させて国民の皆様にお届けしなければならない。それが基本的な考え方でございます。従いまして、国会における審議の充実というものはもちろん十分配慮しなければなりませんけれども、野党の皆さんもそうした国民生活に与える影響、経済対策の側面、そういうところは認識を共通していると思いますので、野党の皆さま方のご理解を頂きながら、来年度予算案の一日も早い成立に向けての努力というものをすることが、まず求められるのではないかと、そう思っております。ご協力をいただいて一日も早く成立をさせていただく。ただ、丁寧に議論をするということ、これは両立をさせなければいけないと思います。
Question
読売新聞です。国民会議についてお伺いします。高市首相は国民会議の中間報告を夏前までにとりまとめる方針を示していますが、自民党内では財政規律派を中心に消費減税に関して実施に慎重な意見もあると思います。今後、党としてはどのようなメンバーや手順を踏んで議論を後押ししていくお考えでしょうか。また、中道改革連合の小川代表は参加に慎重な姿勢も示されていますが、与野党どのような枠組みで会議を実施していくべきとお考えでしょうか。
Answer
まず、国民会議のメンバー等については今、まだ最終的に決まっておりませんので、今後政調を中心に検討を進めていきたいと思っております。いずれも税に関わることでありますので、税制というのは国民生活、またある意味、国の運営そのものに関わる問題でありますから、これにはやはり野党の皆様方も幅広く参加していただきたいと、それが相応しいのではないかと思っておりますので、そうした考え方で進めていきたいと思います。今時点では決まっておりません。
Question
TBSです。新人議員の教育についてお伺いいたします。今回、自民党の当選者の2割以上が新人議員となりましたが、具体的にどのように教育を進めていく方針でしょうか。従来、議員の育成は派閥が担ってきた面もありましたが、現在、派閥は麻生派のみとなっています。教育機関として派閥の必要性を改めてどう考えていらっしゃるかお聞きします。
Answer
66名の新人の方が当選されました。いずれもわが党が責任をもって、自信をもって公認した方々でありますから、しっかりしたご本人の想いというものも、もちろんお持ちだと思います。その上で、やはり国会という中、これから政治活動をする中では、国会での先例主義というものもございますし、やはり色々な言動などで注意しなければならない、きちんとした人物であることを前提としてもやはり、そういう注意すべき点というものはあると思いますので、そういうことはしっかりとお伝えをしていきたいと思います。そういう意味で、今日の1時から新人研修会をそうした趣旨で行うことにしております。
従来、派閥が存在した時は新しく当選された方々に対する先ほど申し上げたような点の注意事項は派閥の中で行ってきたということはあったわけでありますが、今、一つの派閥を除いて無くなったということでありますから、その分先ほど申し上げたような新人研修をはじめ、党でその役割を補っていかなければならないと思います。とにかく、これからもやりながらより良いものにしていきたいと思っておりますが、まずは中央政治大学院を中心に、党活動・党運営に関する幅広いテーマで継続的に、今日は一回目、国会が始まる前となりますが、今後、国会が始まりましても継続的に、既にカリキュラムもありますので、それも充実させながら継続的に議員活動にとって必要なものを研修させていただきたいと思っております。新人の議員の方は色々とお困りになったり、分からないこともあると思いますので、一方通行にならずに、そういう新人の方の分からないこと、あるいは不安に思うこと、そういうことを幹事長室としてもしっかりと受け止めて対応をしていきたいと思っております。
Question
北海道新聞です。2月9日に総理に近いある議員が「自民党圧勝はありがたいのだが、比例を含めてアンチ高市系のリベラル議員も沢山当選し、財政規律至上主義派も増えてしまいました」「高市総裁の党内基盤を強化するのが私の使命」などとXに投稿し、一部で異論封殺だとの指摘も上がっています。消費税や財政規律に対する考え方も含め、総裁や執行部とは意見が異なる議員は自民党内にもいると思いますが、幹事長として、この発言をどう受け止め、党内議論のあり方をどう考えますでしょうか。
Answer
度々申し上げておりますが、自民党は、どこかの組織の利益を代表する政党ではなくて国民政党という立場です。従いまして、党内には色々な意見がある。しかし、わが党の良き伝統は色々な議論があったとしても総務会などで、一旦決まれば皆それに従うという伝統もございます。先ほどご指摘になったXに投稿された方も、党内にはそういう人もいるのでしょう。しかし、その人が党を代表している意見ではないと思います。幅広い意見の中の一つでありまして、その人の発言が言論封殺になるのではないかというご指摘でしたが、そういうことはないですし、逆にそういう発言をするなという言論封殺をする気もありません。幅広い意見を皆さんお持ちですから、その中のおひと方のご意見であるということだと思います。