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高市総裁インタビュー全文(選挙ドットコム・各党党首インタビュー)

テーマ(1):選挙戦の感触と政権運営の3か月

(伊藤由佳莉)
今日は衆院選もいよいよ後半戦に突入したというところで、全国遊説に回られているかと思いますが、私SNSで拝見していて、ぜひお伺いしたいなと思っていたのが、先日の長野県内の演説中に救急搬送があったので、マイクを使わずに手マイクで演説をされているのが結構SNS上でも回っていまして。

(高市総裁)
そうなんですか。

(伊藤)
高市さん、どういうお気持ちでマイクを握らずに政策を訴えることになられたのですか。

(高市)
搬送された方がご無事であるようにっていうので、もう私もテンパってたんですけど。
たくさんの方がせっかく寒い中駆けつけていただいているので。
でも地声だから、ほとんどの方には聞こえなかったと思うのですが、短い時間でもお伝えしたいなと思いました。

(伊藤)
演説でなかなか喋らない時間とかはよく見ているのですけど、やっぱりその時間を使ってでも聞こえないかもしれないけれど、ご自身の政策を訴えるという姿にすごく感銘を受けたんですけれども、やはりあの時間はマイクで喋らないという選択ではなくて、それでも伝えたいってお気持ちがあったのですかね。

(高市)
もう次の会場に1日何か所もまわりますので、次の地域に向かわなきゃいけない時間が迫って、しかもせっかく沢山の方がいらしているのに、ほとんどお話をせずに去っていくっていうのは申し訳ないなと思って。
せめて短い時間、地声では届かないですけどね。
遠いところの方には、ちょっとでもと思って。

(伊藤)
結構動画とかでも回っていますが、SNSとかご自身のコメントを見ますか。

(高市)
見ない見ない。見る時間がない。ほとんど見ていないです。
みたらショック受けると思います、すごい顔して。

(伊藤)
今、情報だと高市内閣発足されてから、若い方も結構関心が上がっているなという印象がありまして。
それで、この3か月間、高市総裁も総理に就任されてから、どのような政権運営を心がけていらっしゃったのでしょうか。

(高市)
そうですね、今の選挙もそうなんですけれども、やっぱり今とか未来への不安、これを希望に変えるという気持ちを持って政策を構築し、そして訴えてまいりました。
若い方々、結構演説会場にたくさん来られていて、高校生ぐらいの方、高校の制服着た女性とか、大学生ぐらいの方とか、あとお子さん連れのお母さんがとても多いですよね。
すごく多くの方にお集まりいただいていて、嬉しいなと思っているのと同時に、やっぱり若い方が政治に興味を持ってくださっているんだってことはすごく嬉しいですね。
私の訴えていることっていうのは、責任ある積極財政という今まで自民党が掲げたことのない政策の大転換ですよね。
主に経済の話ですとか、安全保障政策の大転換を何とかお認めいただきたい、信任いただかなきゃできない話ですから、それを訴えているんですけれども。
それでもやっぱり話を聞いてくださった方からは、今やらなきゃ間に合わない、とにかく日本、今変えなければ間に合わないっていう寒い中だけど熱い想いを共有していただいているな、というのを感じます。

(鈴木邦和)
1つ私からもお伺いしてもいいですか?
今日も実は高市さんが演説をされた会場で、1万人以上の聴衆の方が集まったような動画も私拝見してですね、中には若い方で「早苗ちゃん頑張って」と言うような声をかけるシーンも入ってたんですけれども、高市さん率直にどうお感じになられているんでしょうか。

(高市)
わりと駅歩いていたりすると、本当に可愛らしい女子高校生の方が「サナ可愛い」とか言ってくれて、「いや、おばちゃんやし」とか言いながら、ちょっと照れながら歩いていますけども、政治に興味持ってくれているのは嬉しいですね。

(鈴木)
今まで高市総裁もたくさん色んな選挙を戦ってこられたと思うんですけども、今回の聴衆の皆さんの反応というのは、あまり今までなかったような印象ですか。どうですかね。

(高市)
ちょっとそれは分からないです。他の選挙と比べてというのは分からないですけれど、それでもわざわざ「早苗」って書いたうちわを作って持ってきてくださったり、そういうのを見るとちょっと、珍しい光景なのかなと思うけど、こっちは候補者の名前を覚えていただくのに必死ですんで、もう候補者の名前と自民党っていうのを一生懸命叫んでおります。

テーマ(2):外国人政策/物価高のリアル

(鈴木)
ここから政策のお話をお伺いしていきたいんですけれども今、選挙ドットコムのいろんなSNS調査でも、かなり外国人政策に関する関心が非常に高くなっているのかなと思っています。
SNS上の一部の投稿で、例えば自民党は移民を推進してきたというような投稿もあったりするんですけども、実際この高市総裁のお考えをお聞かせいただいてもいいですか。

(高市)
まず、自民党はいわゆる移民政策は絶対推進していないということは明確に申し上げさせていただきます。
高市内閣としては排外主義とは一線を画すと。しかし、その外国人政策を秩序あるものにするってことで、初めて外国人政策の担当大臣を置きました。
先般、解散の日に閣僚会議を開いたんですが、総合対応策を取りまとめたところなんですね。
国民の皆様が感じておられる不安とか不公平感、これには真正面から向き合いたい。それから、外国人の方による違法行為やルールの逸脱にはちゃんと厳正に対処する。それから、外国人の方々にも、日本におられる限りは、やっぱり社会の一員として責任ある行動をとっていただくということが基本的な考え方なんです。
でも、それはやっぱりルールを守って、真面目に日本で頑張ってらっしゃる外国人の方々がとばっちりを受けないようにするためのものでもあるんです。
割とこれまで着手できていなかった問題も含めて、幅広い施策を盛り込みました。
例えば不法滞在者0プラン、これを強力に推進すると。それから在留審査を厳格化するということ。それから、帰化をするとか、永住者、この審査も厳格化する。それから、やっぱり税とか社会保険料をちゃんと納めているんですかと。これ、未納を防止する。
それから、やはり外国人による土地取得などのルールについても、これから骨格をまとめていくと、法制化ということになるんですけれども、そういったことを盛り込んでます。
この間決定した方針はですね、小野田紀美大臣のこの解説動画というのは首相官邸ホームページでもご覧いただけるので、わりと分かりやすく出ているかと思います。
ぜひご覧ください。

(鈴木)
この就任からわずか3ヶ月で、非常にこの外国人に関する政策というものも、数多く取り組まれたという印象を持っているんですけども、もう一つやはり有権者の方のですね、今非常に関心のあるテーマとして物価高、これは本当に大きいと思います。特に子育てとか教育費、大変だというような声も多く聞かれるんですけども、既にこれまで実施してきた対策であったり、あるいは今後取り組むべき政策、そのあたりを是非お考えを聞かせていただいてもよろしいでしょうか。

(高市)
子育て世帯に限って言えば、物価高の影響を非常に強く受けられる方々ですので、0歳から高校生年代までの子どもさん一人あたり2万円。これ、子育て応援手当として支給を開始しました。
ほとんどの自治体で年度内、つまり3月末までには支給が行われる予定です。
これも昨年のうちに決定させていただいて、始めていただいていることですね。
今年の4月からは、いわゆる高校無償化、それからいわゆる給食費の無償化、これも確実にスタートさせます。それから、子ども子育て支援としては、こども誰でも通園制度というのを本格実施したいと思っています。
それからの標準的な出産費用ですね。この自己負担の無償化、つまり妊娠とか出産に伴う経済的な負担を軽減したいと思っています。法律案をこの選挙の後の国会に提出する予定です。
それから、もう私がずっと前からやりたくて、何度も総裁選挙に出る中で訴えてきたことなんですが、育児とか、それから子どもさんが不登校になっちゃったとか、あと介護しているとか、そういうことで離職される方を減らしたいんですね。
何とかこのベビーシッターとか家事支援サービス、これをもっと利用しやすくする、その支援策を絶対につくりたいと思っています。

(鈴木)
高市さんに一つの政策をお伺いすると、5も10も政策が出てくるので、私も非常に気迫を感じるんですけども、やっぱり政策への意気込みというのは、高市さんの一番大事にしているところなんですか。

(高市)
そうですね。やっぱりいろんな声を聞いているし、自分でもいろんな経験していますから、介護も経験しているし。
やっぱり、友達が子育てで子どもさんがなかなか学校へ行けなくなって、一生懸命頑張っていた仕事を辞めたり、経済的な理由で子どもを持つことを諦めたり、自分のキャリアを諦めたりする方を減らしたいと思ってます。

(鈴木)
もう一つだけ物価高に関連してですね、いよいよまた春闘が始まると思うんですが、例えば物価高に対して、それを上回る賃上げができると一番良いのかなと思うんですけども、このあたりのお考えをぜひ聞かせてください。

(高市)
賃上げについては、現在30年以上ぶりに5%を超える高水準の賃上げを実現していただいています。この流れを確かなものとして定着させたい。
要は物価上昇を上回る賃上げっていうのに繋げていきたいと思っています。
私の内閣では、この賃上げを事業者に丸投げしないということを方針として打ち出しています。
要は、丸投げせずに継続的に賃上げできる環境をつくるのが、政府の仕事だと思っていますので、これは明確に申し上げてまいりました。
この方針については、経営者の皆様方にも歓迎していただいていまして、例えば先日、労使会談が行われたんですけれども、そこで経団連の筒井会長から「賃上げ引上げの力強いモメンタムをさらに定着させるべく、社会的責務として先導役を果たす」という力強いメッセージが発せられています。
だから、これまでは政府が賃上げっていうと、結構みんな怒っていて「いやいや賃上げしろしろって言って政府が賃上げしてくれるんじゃなくて、するのは事業者の方だぞ」って言って、色んなところで去年あたりは怒られていました。自民党は。
でもやっぱり丸投げしませんと。環境をつくりますって言って、経団連の方でも社会的責務とまで言ってくださったのは、多分初めてだと思うんですね。
あとやっぱり中小企業、また小規模事業者の方々も賃上げできるようにということで、政府としてやっぱり生産性向上支援ですとか、あと取引の適正化、ちゃんと適正に取引が行われるってことが大事なので、そういったことを強力に後押しします。
去年、まだ総理大臣になって短いですけれども、でも去年のうちにガソリンや軽油の値下げもですね、法改正を待たずに実現をいたしましたので、そして今年に入ってから電気代・ガス代も安くなっていっているということで、割とこの物価高対策をしっかりと行うとともに、賃上げしやすい環境をつくるということで、おそらく良い結果、物価高を上回る賃上げ、こういうことが実現できるんじゃないかなと思っています。

テーマ(3):日本初の女性総理として

(伊藤)
私からはぜひ日本初の女性総理としてのお話が伺えればと思っています。
高市総理は、いわゆる地盤・看板・カバンと呼ばれるものがなく、たたき上げの国会議員としてこれまで歩んでこられたと思います、何より日本初の女性総理としてガラスの天井と言われるものも打ち破られたわけですが、これまでのキャリアも含めて何かご苦労された点ですとか、大変だった点をお聞かせください。

(高市)
家はすごい普通の共働き家庭でした。だから母も働いてたんですね。もう亡き母ですけれども、働く女性の先輩でもあったので、私が社会に出る時に「女性であることに甘えず、女性であることを捨てず、真っ赤なバラのようであれ」って言葉を送ってくれたんです。
その時はそんなに意味が分からなかったんですが、ただやっぱり女性らしさというのも捨てずに、でも女性だからってそれで甘えちゃダメだってこと。
それから、わりと母の性格もそうだったんですが、女性ってわりと真っすぐなところがありますよね。
こうだと思ったら、わりと忖度せずにピシッと言うべきことを言うってことで、うちの母もよく職場でトラブっていたようなんですけどね。
でも間違ってると思ったことがあったら、チクってバラの棘のようなもので、刺すような時があってもいいと言う意味だったんでしょうね。
やっぱり初めて選挙に出る頃って大変でした。まだ女性の国会議員って奈良県ではいなかったし、今でも私しかいません。
初当選32歳ですから「小娘が国会に行って何ができんねん」って。
別に32歳とか小娘違うけど、でもなんか「女が国会行って何できんねん」とか散々言われていたんです。
そういう時代だったんです。
やっぱり選挙に出ると言ったら誰々の愛人だとか、訳の分からん怪文書でデマ流されて、やっぱり私も傷つくけれども、それ以上に親がかわいそうでね、やっぱり親も見るわけだから。親不孝しとるなって。そういう時はちょっと辛かったんです。
でも、まあいっかと思いながらやっていて。
初入閣した時にちょっとだけ悔しかったのは、同僚の男性の政治家から「どうせ女性枠だろ」って言われて、一生懸命この分野で勉強もしてきたし、それなりに仕事してきたと思ったんだけど、女性枠かと思って、その時はちょっと悔しかったり。
でも絶対結果出したろ、仕事で結果を出したろうと思ってやってきました。
女性初の総理大臣っていうことなんですけど、総理大臣にはいつかなったろうと目指してたんですが、ただ、初の女性大臣の総理大臣を目指していたわけでもないので、たまたまです。
たまたまなんですが、でも、いわゆるガラスの天井を一つ破ったと言ってくれる方もいらして、それで女性が勇気づけられたという言葉を聞くと、めちゃくちゃ嬉しくなる。改めて嬉しいなと思います。
でも、ちょっと注意せなあかんのは、ガラスの崖っていうのがあると言うことで、そこはちょっと要注意で。
組織の危機、いわゆる失敗しやすい状況では、女性がリーダーのポジションにつきやすいという現象で、実際に失敗したらやっぱり女性はリーダーに向いてないっていう偏見につながるという、そういう言葉もあるそうで、そうするとやっぱりそういう言葉を一掃すべく、絶対日本の今と未来のために私は結果を出してやると思っています。

(伊藤)
「甘えず・捨てず」素敵な言葉だと思います、ありがとうございます。
ぜひ女性活躍のところで、職場でも家庭でもいろんなところで挑戦する女性たちいらっしゃると思います。
ぜひそういった方へ高市総理からメッセージをお願いできればと。

(高市)
私みたいな普通の家庭に生まれて、それでも皆様の応援もいただきながら何回も挑戦して、女性で総理大臣になりました。
日本の政治って変わるんですよ。だから変わったんですよ。私はやっぱり日本人と日本の底力を信じてやまないという気持ちを持っていて。
だから日本人の誰もが日本国の主役っていう、そういう世界を作りたい、そういう社会を作りたいんですね。
高市内閣では、女性か男性かとか、そういう性別はもとより、障害の有無とか、生まれた年代とか、地域とか家族の状況などによって、何かそういうことに関係なく、誰もが希望ある未来を切り拓いていける、チャレンジしていける、そう実感できる日本をつくりたいなと思っています。
やっぱり挑戦する人が評価されて、頑張る人が報われて、困った時は助け合って、それで夢を持って働ける日本をつくりたいな、そんな気持ちですね。
だから今、一生懸命頑張って挑戦してらっしゃる女性の方いらっしゃると思うんですけど、絶対に諦めずに挑戦続けていただきたいんですね。
女性であることも楽しみましょう。
本当に女性であることを大らかに楽しみながら、伸び伸びとチャレンジをして、持てる力を最大限発揮していただきたいなって思っています。
私たち女性は結構強いぞと思っています。

テーマ(4):高市外交の狙い

(伊藤)
せっかくなので外交のお話をちょっとお伺いできればと思っていまして、実はSNS上では韓国の李在明大統領とドラム共演ですとか、イタリアのメローニ首相とのサプライズでハッピーバースデーのセルフィーとかも話題になっているんですが、このあたりどんなことを意識されてなさったんでしょうか。

(高市)
外交においては、やっぱり政策の中身が重要なんですけれども、それでも首脳間の信頼関係というのはとても財産になるものなんですね。だから、限られた時間で信頼を構築するというか、関係を作るということになると、ちょっと事前に相手の首脳やご家族がどんなことを好きかなとか調べたり、どんなことをしたら喜んでくださるかなって考えたりはします。
李在明大統領とのドラムセッションなんですが、あれはたまたま昨年10月にAPECの時の日韓首脳会談で李在明さんが夢だったんですって。だから「あなたが羨ましいと、自分が果たせなかった夢を果たしていると。一つはドラムを叩くことで、一つはスキューバダイビングで、もう一つはバイク乗ることっておっしゃっていまして、あなたは3つともやっている。羨ましい」って。
向こうが私のことを調べているんですね、それが夢だったっておっしゃったんで。
大統領が日本に来た時にバイクに乗せて怪我をさせるわけにもいかないので、後ろに乗せてブイブイとか走って怪我させるわけにもいかないし、この寒い中スキューバダイビングも奈良に来られたので海ないしできないと思って、ドラムだったらリースして、できるかなと思って。本当に短時間でKポップの曲選んで、すごい短時間で耳コピして。だから正確なものではないと思うんですけど、実際の曲とはちょっと違うと思うんですけれども、でもすぐに大統領も叩けるようになって喜んでくださって、夢が一つ叶ったとか言って喜んでくださったので、良かったなって。
メローニさんは日本で誕生日を迎えられたってことで、すごい無理してイタリア語でハッピーバースデーを歌ってみたり。あと、お嬢さんが日本のアニメキャラクターが好きだということで、日本のキャラクターグッズをお土産に選んだり。そうやって、どうやったら相手がちょっとでも喜んでくれるかなと考えてやっています。
距離がちょっと近づいたかなって。そんな気がします。
でも結果、真面目な首脳会談のところを本当は見てほしかったんだけど、でもドラム叩いていたりしているところでも何でも、多くの皆様が外交に興味を持ってくださると、それはむちゃくちゃ嬉しいです。

テーマ(5):各社の情勢調査

(鈴木)
私たち選挙ドットコムチャンネルなので、ちょっとやっぱり選挙のことをぜひ最後お伺いしたいなと思っておりまして今、序盤、中盤の情勢、相当自民党が良いんじゃないかと。具体的には単独過半数といった報道が出ていますけれども、これ実際にはおそらく接戦区も結構多くて、私も正直、今までで予想が一番難しい選挙じゃないかなと思っているんです。
場合によっては、例えばアンダードッグ効果みたいな形で、結果が最後ひっくり返る可能性もなくはないと思うんですけど今、高市さんはどうご覧になっていますか。

(高市)
各選挙区の現場からは相当厳しい情勢が届いています。
自民党はこれまで何度もそれで痛い目を見てきて、序盤・中盤で調子いいって報道が出たら大概悲惨な状況になるので、やっぱり連立与党で過半数が取れなければ、私は内閣総理大臣を辞めると、本当に重い決断をして、この選挙を真剣に戦っています。
だから、これで過半数取れないってことは、やっぱり自民党の政権公約にこれまでになかったものをたくさんのせたので、それを皆様がご覧になってお認めいただけなかったってことになるので、高市内閣はこれを認めていただけなかったら前に進めないんですね。
大きな政策転換するわけですから。
だから必死で今戦っています。とにかく国民の皆様の信任を頂ければ、絶対にやりぬいてみせると、必ずやると。
だから自由民主党、高市早苗はその先頭に立たせていただきたいと思っております。もう337人候補者いますけれども、一丸となって必死で歯を食いしばって最後まで戦い抜きます。

テーマ(6):物価高対策

(鈴木)
もう1問だけ、最後ちょっとお伺いできればと思うんですけども、今、この物価高の話で、割と現役世代にフォーカスをしたような議論が多くて、一方でシニアの方々も同じように物価高、苦しんでいるわけですよね。今回、シニア世代向けの政策議論って行われてないような印象もあるんですけれども、この高市総裁のお考えをぜひ、お聞かせください。

(高市)
やっぱりシニア世代の方が幸せそうじゃなかったら、若い方が将来に向けて不安感じちゃうじゃないですか。
そうするとお金使えない、貯めとかなきゃっていうと経済回らないですよね。経済が悪くなっちゃうんですよね。そうじゃなくて、歳を重ねても安心して暮らしていけるのだって思える社会を作りたいから、全世代の安心感というのを公約でも打ち出しています。
実際にやったこととしては、去年の12月までに成立した補正予算で対応が始まっているのですが、生活の安全保障、物価高対策ということで、一般会計ベースで約8.9兆円ですよ。この補正予算で措置したのは、ガソリンの値下げで、軽油も下がりました。それから、電気代、ガス代支援、それから重点支援地方交付金、これはもう現役世代に限らず、シニア世代の方々にも支援が行き届く話ですよね。
それから、特に補正予算で措置した重点支援地方交付金。
地域によっていろいろ違いますけど、地域ポイントを配布しているところもあれば、お米など現物支給しているところもあるし、あと灯油券とかね、そういうのをやっているところもあるし、家電の購入支援をされているところもあるので、シニア世代の方も含めた地域のニーズに応じた様々な支援が実施され始めているってことで、そういった対策を既に打ちました。
それから、今年の4月から年金上がります。
これ6月支給になるんですが、4月分から上がります。
国民年金・基礎年金は1.9%引き上げですから、月額でしたらお一人1,300円の引き上げ。それから厚生年金、報酬比例部分ですが、これが2.0%引き上げですから、2人分で標準的には月額4,495円の引き上げになります。
それから、やっぱり私が進めようとしている強い経済ですね。
これは株価を押し上げていますよね。今も株価は非常に高いです。これは皆様の大切な年金資産、この運用改善に大きく寄与しています。
ですから、高齢期の生活を支える年金制度の維持に貢献していると思います。
それから、やっぱりこれまで講じた物価高対策で、おそらく実質賃金の伸びっていうのはプラスになると思うんですけれども、ただ、食料品の方はまだちょっとこの物価上昇率が高止まりするという見方があります。そうすると賃上げとあまり関係ない。もう引退されたシニア世代の方には特に厳しいことになるので、そこで私たちは今、食料品の消費税率ゼロについて検討を加速するってことを打ち出しています。

(鈴木)
本当に今日この短時間の中でも高市総裁のお話を伺っていると、とにかく取り組まれたいことが溢れて仕方ないんだというような思いをすごく感じるんですけども、最後にもし視聴者の皆さんにメッセージがあれば、いただければと思います。

(高市)
私は「日本列島を、強く豊かに。」ってことを一生懸命あちらこちらで訴えています。
それはどういうことかと言うと、47都道府県どこに住んでいても、皆様が安全に暮らすことができて、それから必要な福祉や医療を受けることができて、質の高い教育を受けることができて、ちゃんと働く場所がある。
そういう日本列島、力強い日本列島を作りたい。
でも、そのためには強い経済が必要ですから。だから経済対策、頑張ってまいります。それから、やっぱり生活に身近なこと、自分の経験でやっぱり困っちゃったなと思ったこといっぱいあるので、特に女性の生涯の健康問題、これには長年取り組んできました。
ようやく女性の健康を総合的に見てくれるセンターもできました。これは嬉しいことで、私たち女性は初潮から始まって女性ホルモンの影響を受けやすいので、私、更年期結構しんどかったんですよ、きつかったんですよ。でも男性はそういうことを分かってくれなかったり、職場のみんなが理解してくれなかったり。
そんなんで、女性の更年期がどんなにしんどいかってことをもっと啓発したいなとか、それから更年期に罹りやすい病気っていうのもあるんで、そういうこともできるだけ早くお医者様が発見してくれて治療してくれる。
私たち女性もそういう知識を持って、今の年代でこういう症状が出たらこういう病気かもって思いながら病院にかかる。ちゃんと治療法もある。
それを実現したいので、長年取り組んできたことが一歩前進したなと思っています。
一つ一ついろんなこと気が付いたこと、全部手を付けていこうと思っています。