2025年8月5日（火） 10:10～10:18
於:党本部平河クラブ会見場
記者会見を行う森山裕幹事長
【冒頭発言】
本日の役員連絡会の概要を報告させていただきます。
昨日の役員会におけるご発言と、ほぼ同様のご発言が各役員よりありました。
新たに、小渕組織運動本部長と本田女性局長より、党女性局として、「女性未来塾特別講座 女性候補者育成コース」の第6期生を募集するとのご報告がありました。詳細は、女性局のホームページにも掲載しておりますので、よろしくお願いいたします。
役員連絡会の概要は以上です。
質疑応答
- 読売新聞です。国会対応についてお伺いします。1日の両院議員総会の中で幹事長は「次の国会をどうするのか、たいへん大事な課題だ。皆さんの意見をしっかり承りながら、対応していく」とあいさつされました。秋の臨時国会が念頭にあると思いますが、野党との連携など、幹事長としてどう取り組んでいくか、お考えをお聞かせください。
- 政策を着実に進めるということは、内外の情勢や課題解決のためにも非常に大事なことだと思っております。我々自由民主党の責務でもあると考えております。自民党としては、引き続き、各党・各会派の皆様と真摯に議論を重ねながら、政策を前に進めていく努力を重ねて参りたいと思っております。
- NHKです。企業団体献金についてお伺いします。先ほど行われた二幹二国後の公明党のブリーフで、規制強化に向けて自民・公明・立憲・国民の4党での実務者協議の実施が必要という意見で一致したという紹介がありました。なぜこの4党で協議をするのかという点と、政治資金の受け皿を大幅に狭める案になると思われますが、幹事長の受け止めを教えてください。また、地方組織の反発も予想されますがどのように対応されますか。
- 政治資金を集める窓口が7000を超えているので、多すぎるのではないかというご意見があることは十分承知をしております。その整理をどうしていくのかということでありますが、一番大事なことは自民党は自民党としての立党の歴史がございますので、国民政党として、どう今後対応していくのかということは地方組織の意見もしっかり聞きながら対応させていただきたいと思っております。
- 時事通信です。鹿児島県連会長人事についてお伺いします。県連会長について会合では、森山幹事長が辞任し、三反園衆院議員が就任するとの説明が県連よりありました。その後、三反園氏は森山会長の続投を要請したとの説明もあったのですが、現時点での森山幹事長のお考えをお聞かせください。
- 常任顧問会議を開きまして、色々と議論はいたしましたが、常任顧問会議では決定権がありませんので、ルールに則って決めていくということが大事なことだと考えておりますので、今から県連における色々な手続きがどうなっていくのかということを見守っていきたいと思っております。
- 時事通信です。場合によっては県連会長を幹事長が続投されるというお考えもあるのでしょうか。
- それは昨日の常任顧問会議での会議を経てのことでございますので、今後もまた常任顧問会議をもう一回開けというご意見もあるようですから、また県連の役員の人たちと選対委員長の人事も絡んでいるのですが、選対委員長の人事はまた別の規則によって定められているので、その辺りの整理をしっかりしなければいけないということだと思います。
- 南日本新聞です。昨日、常任顧問会議での結論が出ましたけれども、再度常任顧問会議を開いて結論を見直すというお考えはありますでしょうか。
- 常任顧問会議をどこかでもう一度開かないといけないと思いますし、また最終的には県連の会長の人事は役員・執行部・支部長の会議で決めなければいけませんから、そういうこともしっかりルールとしてありますので、ルール通り進めさせていただきたいと思います。
- 読売新聞です。一部報道によると、本日、石破首相が「コメの増産にカジを切る」と表明する見通しです。輸出拡大や農地の集積にも力を入れるとのことですが、政府がコメ増産方針にカジを切ることについての幹事長の評価を教えてください。
- 政府の方針について、私が予断を持って何か申し上げることは差し控えなければならないと思っております。
ただ、「安ければいい」ということではなく、生産者が安心して農産物を再生産できるということについては、消費者の方々にもご理解もいただかなければならない、食料安全保障の一番大事なところではないかと思っております。
