記者会見国会政治改革党改革予算

役員連絡会後 森山幹事長記者会見

2024年12月17日(火) 9:56~10:06
於:党本部平河クラブ会見場

記者会見を行う森山裕幹事長

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要について報告いたします。
昨日の役員会におけるご発言と、ほぼ同様のご発言が各役員よりございました。
加えて、平井広報本部長より直近の世論調査結果について報告がございました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
NHKです。本日の参議院本会議で、今年度の補正予算が成立する見通しとなりました。この受け止めをお願いします。
Answer
少数与党として迎えた臨時国会でありましたので、各党各会派の皆さんのご意見を丁寧にお伺いしながら議論を重ね、補正予算を成立させることができました。皆様のご協力、ご努力に、改めて感謝申し上げたいと思います。
補正予算では、物価高対策や能登半島の復旧・復興、足元の賃上げ環境の整備、新たな地方創生の実現など、重要な施策が盛り込まれておりますので、すみやかな執行につとめて参りたいと考えております。
Question
NHKです。今日から政倫審が始まります。どのような議論となることを期待するか。また自民党が政治とカネの問題に決着をつけようとしている中で、政倫審への出席は禊を済ませることになるか、どのような意味を持つと考えるか教えてください。
Answer
従前から申し上げて参りましたが、政倫審への出席は本人の申し出によるものでありますので、それぞれの想いが有って出席されるのだと思っております。国民の皆様の信頼回復に向けて、出席される議員が真摯な答弁に努めていただき、充実した審議となることが最も重要なことではないか思っています。
Question
朝日新聞です。企業団体献金の今後の議論についてお伺いします。先ほど、特別委員会の理事会で企業団体献金の禁止法案について年度末までに議論して結論を得るということで合意されたと聞いております。法案の議論については特別委員会になると思われますが、一方で従前から仰っていたように有識者の意見も聞いてということですと、その委員会の中で有識者を呼ぶかたちで議論していくのか、あるいは委員会の外で行うのか、その辺りのお考えをお聞かせください。
Answer
有識者の方々をお呼びすることについては、ほぼ合意が出来ていると思いますので、それは委員会でのご判断だろうと思います。
Question
時事通信です。トランプ次期大統領が、就任前も含めて、石破首相との会談に意欲を示しました。幹事長としての受け止めをお願いします。
Answer
自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、日米の首脳が面会し、率直に意見を交わすことは極めて大事なことだと思いますし、両国の信頼と国益を高めていくことにつながっていくのだろうと思っております。大変重要な会談だと認識しています。日米関係、日米同盟の強化に向けて、石破総理とトランプ次期大統領との面会が早期に実現することを、期待したいと思っています。
Question
読売新聞です。昨日の幹事長会見で、総裁選挙に関して逢沢選管委員長から次回以降の検討事項の申し入れがあったと紹介がありましたが、申し入れの内容を可能な範囲で教えていただけますか。また、幹事長として、政治改革本部でどのような議論を期待するか、お考えがあれば教えてください。
Answer
全てお話させていただきたいと思います。12月10日に逢沢総裁選挙管理委員長から幹事長宛に申し入れがございました。
総裁選挙の在り方について4項目からなっており、一つは、党員投票の選挙人資格の問題でございますが、これは「前2年の党費・会費納入」が一つのルールになっておりますけれども、過去5回の選挙おいては前1年の党費・会費納入でも投票行為ができるようになってきておりますので、ここを今後どう考えるかということが一つあり、そのことの問題提起がございました。
それと「満二十歳以上」となっておりますけれど、今、選挙権は年齢が下がっておりますので、そのこととの整合性をどうするのか、というのが党員投票の選挙人の資格に関してのご指摘でございます。
次が、選挙運動の在り方でありますけれども、お金のかからない総裁選挙というのは非常に大事な視点だと私も思います。そういう意味で候補者独自の運動と禁止事項の内容が今のままでいいのかということのご指摘だったと思います。それと事前運動の禁止、選挙人名簿の取り扱いということが選挙運動の在り方で協議をしてほしいということでございました。
次に得票が同数になった場合の取扱いをどうするのかということが一つの指摘でございました。
次が決選投票の在り方でございますけれども、議員の票と都道府県票の比率についてというご指摘がございました。これは事前に私が申し上げて、総裁もそのことをご指摘しておられましたが、その問題を協議してほしいということでございました。それと国会議員の不在者投票の方法が今のルールで良いのかという事が一つございます。もう一つは、決選投票前の演説の実施でございますが、前回はルールにはありませんでしたけれども、選挙管理委員の皆様のご判断で投票前の演説が実施されたところでありますけれども、それをルール上どう位置付けるのかということを検討してほしいというご指摘だと思います。
以上、4項目に渡っての検討事項の申し入れをいただいておりますので、これは総裁ともよくご相談を申し上げて、どこでやるかということでございますけれども、政治改革本部で議論をしていただくということにいたしまして、その旨、本部長にはお願いしました。
Question
読売新聞です。今、仰られた項目については来年3月の党大会に向けて議論していく、検討していくということでよろしいでしょうか。
Answer
党大会で改正しなければならない問題も当然ございますので、そこに向けて一つの結論を出していくということだと思います。