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記者会見災害党改革予算国会選挙

役員連絡会後 梶山幹事長代行記者会見

2024年1月30日(火)10:08~10:15
於:党本部平河クラブ会見場

梶山幹事長代行

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要について報告をいたします。
茂木幹事長からは、能登半島地震の発生から4週間が過ぎました。先週には、わが党の第1弾の提言も踏まえ、政府の「被災者の生活となりわい支援のためのパッケージ」が決定され、この支援パッケージには、生活インフラの本格的復旧から、医療、福祉サービスの充実、中小企業の資金繰り支援、観光業・農林水産業の再生まで、幅広い支援策がしっかり盛り込まれています。被災地の復旧・復興にさらに全力で取り組んで参ります。
先週25日、「政治刷新本部」で「中間取りまとめ」を行い、総務会の議を経て、正式決定いたしました。今後、政治資金の透明化、公開性の向上、より厳格な責任体制の確立・厳罰化など、各党とも真摯な協議を重ね、政治資金規正法改正など必要な法整備を進めていきたいと思います。
いよいよ通常国会が始まりました。まずは、「令和6年度予算案」を一日も早く成立させ、被災地の復旧・復興を加速するとともに、日本経済の本格的再生につなげていきたいと思います。
また、山積する内外の様々な課題を一つ一つ解決するため、今国会に提出される全ての法案・条約の成立にも万全を期したいと思います。緊張感を持って臨んでまいりたいと思いますので、役員各位のご協力、よろしくお願い致します。
浜田国対委員長からは、昨日の予算委員会集中審議において、野党から政治資金問題に関する参考人招致を要求されている。来年度予算の審議日程については、2日(金)に趣旨説明を行い、来週5日(月)から基本的質疑に入るよう提案しており、筆頭間で協議中である。本日13時の本会議で政府四演説を行い、明日13時と明後日14時の本会議で代表質問を行う。わが党は、渡海政調会長が質問に立つ。今国会の提出法案は、閣法58件、条約11件。予算の早期成立と、すべての提出法案の成立に向けて、全力をあげてまいるので、ご指導、ご協力を宜しくお願い申し上げる。
石井参議院国対委員長からは、本日は、衆議院に続いて、14時45分に本会議を開会し、施政方針等政府4演説を行う。代表質問は、明後日の2月1日(木)、2日(金)の2日間に渡って行う。2月1日(木)は10時に開会し、代表質問と、維新に所属していた故 室井議員の哀悼の件を12時5分まで行い、2日(金)は10時に開会し、昼の休憩をはさんで16時20分まで代表質問を行う予定。わが党を代表して、2月1日(木)は福岡政審会長。翌2日(金)は岡田幹事長代行が質問に立つ。また、本日13時45分から参議院9会派による与野党国対委員長会談を行い、今後の日程等について協議を行う。今国会は、非常にタイトな日程になることが想定されるが、衆議院と連携を密にし、臨んでまいる。役員の皆様、そして浜田国対委員長と連携を密にして臨んで参る。
関口参議院会長からは、参議院自民党の人事について報告する。さる26日、幹事長には松山政司君、国会対策委員長には石井準一君に、お願いした。岸田内閣をしっかり支え、衆議院と緊密に連携して、来年度予算の早期成立を目指し、全力で取り組んでまいる。
松山参議院幹事長からは、26日、参議院幹事長を拝命した。関口会長の指導のもと、衆議院とも緊密に連携して丁寧な国会運営に努めていく。今国会も、大変厳しい日程が想定されるが、まずは、来年度予算の早期成立を目指していくので、よろしくお願いする。京都市長選挙は残り1週間となり、引き続き党本部、京都府連と緊密に連携して、松井候補の勝利に向けて全力で取り組んでいく。
小渕選対委員長からは、本年最初の大型選挙となる京都市長選挙が2月4日に投開票を迎える。 わが党推薦の松井孝治候補が、共産党支援の候補と激戦を繰り広げている。最後の1週間、京都府連とも緊密に連携を取りながら、支援してまいりたいと思うので、役員各位におかれては、関係先への声がけを是非とも宜しくお願いする。
渡海政調会長からは、今週後半は代表質問があるため、今週の政調審議会は本日のみ開催。閣法等、9件の審査を予定。了承した案件については、先週の政審で了承した「所得税法の改正案」と併せ、総務会にお諮りしたい。現在、各部会で法案審査進んでいるので、来週は火曜日・木曜日の定例日、いずれも政審を開催する予定。
森山総務会長からは、総務会は、本日11時より開催する。案件は、政務調査会からの法案など10件の審議を予定している。
平井広報本部長からは、直近の世論調査結果について、説明がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。政党から政治家個人に支出される政策活動費についてお伺いします。公明党や共産党以外の与野党各党で支出していると思うのですが、使途公開が必要ないということで昨日の予算委員会の中で見直しを求める声が上がっています。今後、自民党としてどのように議論を進めていくか、あるいは議論はどのようにあるべきかお伺いします。
Answer
政党の政治資金について使途公開の検討が必要ということであれば、「政策活動費」より圧倒的に額が大きく、しかも国民に負担をお願いしている「政党助成金」についても、その使途がどうあるべきか、またその公開について議論すべきだと考えています。ちなみに、わが党は、「政党助成金」は「政策活動費」には、一切、充てていないというのが現状であります。いずれにしましても、今後、各党間の議論ということになっていくと思いますけれども、わが党もそれに合わせていろんな議論を進めていくということになると思います。