
墨田区で藤崎こうき候補(左)と共に街頭演説を行う石破茂総裁
東京都議会議員選の最終日となる6月21日、石破茂総理が東京都葛飾区、墨田区の2カ所で街頭演説を行い、「災害に強い日本、災害に強い東京をつくる」と訴えました。
墨田区内の演説会場は関東大震災の際に発生した火災旋風で多くの命が奪われた旧陸軍被服廠跡からほど近く、石破総裁は自らも中学時代に修学旅行で同所を見学したことに触れながら「日本は世界一の災害大国。この墨田から日本一安心、安全な街をつくる」と、防災庁の設置などを通じて国と東京都が連携して都民の安全を守る体制を内閣として整備していることを強調しました。
また、石破総裁は現在の物価高対策について、ガソリン代の段階的な引き下げや7月から9月まで電気・ガス料金の補助を行うことを説明。コメの価格については「必ず3000円台となるよう下げていく」と強調しました。
消費税については「医療・介護・年金の貴重な財源であり、それが無くても良いということにはならない」と力説。わが党が参院選の公約に掲げた国民1人2万円、子供と低所得者世帯の大人に対する1人4万円の給付について「今、物価高で困っている人にすぐに役立つのが給付金だ」として、法改正を経て1年以上税率の引き下げに期間を要する消費税の見直しよりも、素早く国民に届く政策であることを訴えました。

亀有駅南口(葛飾区)で平田みつよし候補(中央)の支持を呼び掛ける石破茂総裁