2023年12月13日(水)17:07~17:10
於:党本部4Fエレベーターホール
質疑応答
- 日本テレビです。本日、臨時国会が閉会しました。今国会を振り返り、幹事長のご所感をお伺いします。
- まず、この臨時国会におきましては新たな「総合経済対策」、これを実行するための「令和5年度補正予算」を早期に成立させることができました。また、政府提出の12の法案全て、さらには、わが党が議員立法で提出しました「被害者救済法案」、これも、多くの政党の賛成を得る形で成立させることが出来ました。政策面では、成果の大きい国会だったと思っております。
今後、補正予算の速やかな執行、さらには、来年度の「予算編成大綱」、そして「税制改正大綱」の取りまとめに注力をしたいと、こんな風に思っております。
- 日本テレビです。また、自民党の派閥の政治資金問題の最新状況を踏まえて、今後、自民党としてどのように対応していくお考えでしょうか。
- まず、派閥の政治資金問題について、国民から厳しい目が向けられ、また疑念が拡がっていると、こういうことを、大変重く受け止めています。事態、状況をしっかりと把握しつつ、2度とこういった問題が起こらないように透明化を図る、そういう措置であったり、また再発防止策、さらには派閥の資金パーティーであっても今後は、党としても責任を持って関与できる体制をつくるなど、様々な対応を検討していきたいと思います。
- NHKです。先ほど、不信任が否決されましたけれども、今回、維新と国民が賛成にまわると、先日成立した補正では両党、賛成する立場でありましたけれども、今回逆の姿勢を取っています。いずれも政治とカネの問題を理由に挙げているのですが、今回の結果をどのように受け止めておられますか。
- 先ほども申し上げましたが、政策面では成果の大きい国会であったということで、補正予算、当面の物価対策であったりとか日本経済の体質改善を図っていく、国内投資を促進していくと、こういったことについては賛同していただいたのだと、こんな風に思っておりますが、その一方でこの派閥の政治資金パーティーの問題等々、国民の厳しい目が向けられていると、こういった中でそれぞれの党がご判断をされたのだと、こんなふうに考えております。