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記者会見統一地方選挙国会

役員連絡会後 梶山幹事長代行記者会見

2023年4月25日(火)9:56~10:03
於:党本部平河クラブ会見場

梶山幹事長代行

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要について報告をいたします。
茂木幹事長からは、一昨日、統一地方選の後半戦、及び衆参5つの補選の投開票が行われました。補選について、岸田政権の中間評価と言われて来ましたが、選挙前の勢力が、自民3議席、野党2議席に対して、今回4議席を獲得し、政権に対して前向きな評価をいただいたと受け止めています。
革新地盤が強い大分では、公募による新人候補が短期間の準備の中で、知名度のある野党現職議員に341票差で競り勝ち、厳しい選挙が予想された千葉5区でも、知名度ゼロからスタートした新人女性候補が激戦を制することができました。
各選挙区の選対や党役員の皆様のご尽力に改めて感謝申し上げます。そして、各地域で大きなご支援を頂いた多くの皆様に心より御礼申し上げます。
また、一昨日投開票の統一地方選の後半戦においても、県庁所在地の市長選でわが党が推薦・支持した5名全ての候補者が当選し、市議選でも議席を伸ばすなど、前半戦に引き続き堅調な結果を出すことが出来ました。
今後、一層の緊張感を持って国政に臨み、日本経済の早期回復、防衛力の強化、少子化対策など、わが国が直面する内外の諸課題にしっかり対応し、国民の期待に更に応えていきたいと思います。
戦闘が続くスーダンで、邦人やその家族45人の国外退避が無事に行われました。さらに大使館員を含む8人が新たに出国し、希望する全ての邦人のスーダンからの退出が完了しました。私も外務大臣時代、中国の武漢、アフガニスタンの首都・カブールからの邦人退避オペレーションに関わりましたが、封鎖地域や紛争地域からの退出は様々な困難が伴います。今回、無事に退避が完了して本当に良かったと思います。
髙木国対委員長からは、次回の本会議及び重要法案の審議状況について。5月8日、コロナ感染症の5類引き下げ以降の本会議全員出席と、代議士会の再開についてなど、昨日と同様の発言がありました。
野上参議院国対委員長からは、本日の委員会審議と本会議日程等について、昨日と同様の発言がありました。
関口参議院会長からは、統一地方選挙後半戦と衆参補欠選挙について、昨日と同様の発言がありました。
世耕参議院幹事長からは、衆参補欠選挙と統一地方選挙後半戦について、昨日と同様の発言がありました。
森山選対委員長からは、国政補欠選挙の結果について、昨日と同様の発言がありました。
萩生田政調会長からは、衆参の補欠選挙、統一地方選の後半戦について。和歌山での事件に関連し、明日、朝8時からの「治安・テロ対策調査会」と「内閣第一部会」の合同会議で、サミットの警備体制も含め議論する予定。今週の政審の予定について、昨日と同様の発言がありました。
遠藤総務会長からは、本日の総務会について、昨日と同様の発言がありました。
石田広報本部長からは、直近の世論調査結果について、説明がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。今回の統一地方選前半戦、後半戦を通しての公明党の件なのですが、公明党は12名落選ということになりました。これまで例のない事態で、昨日、山口代表も大きな教訓を残したという風に仰っていましたけれども、自民党として友党公明党のこの状況をどのようにご覧になっているかということと、今後その小選挙区での候補者調整に与える影響についてお伺いします。
Answer
後半戦の直後ですから、各党それぞれに選挙結果についての分析、総括をすると思っております。まずは公明党さんもそういう形で対応すると思います。わが党との関係でありますけれども、参議院衆議院の補選を通じて公明党と連携が出来ていたと思っております。今後の候補者の選定であるとか協力については今後の課題であると思います。
Question
TBSです。LGBT理解増進法案についてお伺いします。統一地方選を終えて、今日党本部では性的マイノリティに関する特命委員会が開かれます。LGBT理解増進法案については、G7広島サミット前の法案の成立の声が挙がっていますけれども、今後自民党としてこの法案の成立にどのように向き合っていくか、具体的なスケジュールなど教えてください。
Answer
LGBTの理解促進、大変重要であると前から申し上げております。なるべく早く法案を提出することが望ましいと考えておりますが、一方で、これは議員立法ということでもありまして、国会日程や与野党での調整状況などを見極めて適切に判断していきたいと思いますけれども、政調を中心にしっかりとした議論をして参りたいと思っております。