2023年4月24日(月)0:27~0:34
於:党本部平河クラブ会見場
【冒頭発言】
良い結果が出せたと思っております。選挙前の勢力、自民3議席、野党2議席に対して4勝することが出来たということで、岸田政権の中間評価という事で言えば、政権に対して前向きな評価を国民の皆さんからいただいたと思っております。各地でご支援いただいた皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。そして、今後、日本が直面する内外の諸課題にしっかりと対応することで、この国民の皆さんの期待と、これに応えていきたいと思っております。
質疑応答
- フジテレビです。4勝1敗という結果ですけれども、一方で和歌山では落とすという結果になってしまいました。今後の課題についてどう受け止めておられるのかお願いいたします。
- 個々の選挙区の結果については、この後、良く分析をしてみたいと、こんな風に思っておりますが、冒頭、申し上げたように3議席から4議席と5つの選挙区の中で4つ取ることが出来たと、これは大きいと思っておりますし、色んな形で中間評価になるのではないかなということになると、与党が上をいくのか、野党が上をいくのかと、こういうことで注目されたと思いますので、そういった意味では3勝を超え4勝までいったというのは非常に大きいと思っております。
- 朝日新聞です。幹事長は、この選挙期間中に政治の安定の重要さを訴えてこられましたが、全体を通してどの点が有権者に支持されたという風にお考えでしょうか。
- 一つは、やはりこの外交問題もそうですし、少子化対策についても昨年来、岸田政権として大きな政策決定を行い、一つ一つの課題に、言ってみますと率直に向き合ってきた、こういう姿勢が評価されたのだと、こんな風に考えているところであります。そして、この選挙の期間、爆発物が投げ込まれると、こういった事件もありましたが、我々は暴力には絶対に屈しないと、こういった姿勢で岸田総理を先頭に戦い続けた、こういった姿勢も評価してもらったのではないかなと考えております。
- NHKです。今回、参議院の大分選挙区と衆議院の千葉5区は大接戦となりましたけれども、選挙戦を振り返られて、勝ち切れた要因についてはどのように捉えていらっしゃるでしょうか。
- 千葉の場合は言ってみますと、わが党の議員の政治とカネの問題と、言ってみるとマイナスからのスタートだったと、こんな風に思っております。これまでも何らかの形で我が党の議員が辞職して行った補選、苦戦を強いられてきたということでありますが、今回、一から出直すということで公募を行いまして、えりアルフィヤさんという全く新しいタイプの女性の候補、これを公募によって選んだと、本人も堂々と政策を訴えていたと思いますし、そういった変わっていく自民党のシンボルとしても評価をされたということで、率直に言うと他の候補と比べて、選挙を地元でやったこともありません。知名度ゼロの中で、またマイナスの状況からスタートした選挙でよく勝ち切ることが出来たなと、こんな風に考えています。
大分についても、相手は現職、知名度もあります。そしてどちらかと言いますと、大分という革新地盤の強いところで新人の候補者を選んだということで、こちらも相当最初は劣勢からスタートしましたが、かなり勢いがついてきたと考えておりまして、最終的には競り勝つことが出来たのだと思っております。
- 産経新聞です。今回4勝1敗ということで、自民党与党が勢いを増す形になったと思うのですけれども、この結果を受けて解散総選挙という観測も出てこようかと思うのですが、幹事長のこの点の受け止めをお願いします。
- 解散総選挙については正に総理の専権事項だと考えておりますが、いずれにしても今、我が国は様々な課題に直面しております。安全保障の問題についてもそうです。少子化の問題もそうです。そういった課題に一つ一つしっかりと向き合い、そして結果を出していくと、このことが国民の期待に応えると、そのことをまず、やらなければいけないなと、こんな風に考えています。