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役員連絡会後 梶山幹事長代行記者会見

2023年3月28日(火)10:13~10:23
於:党本部平河クラブ会見場

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要について報告をいたします。
茂木幹事長からは、先週、岸田総理はウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領との首脳会談や現地情勢の視察などを行いました。G7広島サミットでウクライナ情勢、ウクライナ支援が重要テーマとなる中で、大きな意義があったと思います。実際、世論調査でも7割を超える国民が、今回の訪問を評価しています。
さらに、12年ぶりとなる韓国のユン大統領の来日、ドイツのショルツ首相、インドのモディ首相との首脳会談も行われ、価値観を共有する国々との連携強化が図られていると思います。
G7広島サミットの開催まで1カ月半と迫ってまいりました。国際社会のさらなる結束が求められる中、G7議長国としてわが国が先頭に立ち、国際社会の結束を主導する役割を果たしていくことを期待しています。
「令和5年度予算」は、参議院のご尽力により、本日成立の見通しとなりました。政府には、成立後の速やかな執行、エネルギー・食料品価格の高騰への「追加対策」と併せた切れ目のない施策の実行をお願いします。
10増10減の対象区における支部長選任について、新たな選挙区、134のうち、8割を超える111の選挙区について、支部長の選任を終えました。今後、残りの選挙区について、選任作業をさらに加速し、新たな体制を速やかに整えていきたいと思います。
昨日、「こども・若者輝く未来創造本部」で、次元の異なる少子化対策の挑戦に向けた「論点整理」を取りまとめました。今日、明日にも、小倉大臣に申し入れを行いたいと考えています。
いよいよ先週から統一地方選挙がスタートしました。私も知事選の告示日に大分での出陣式に行ってきましたが、雨の中、早朝にもかかわらず800人近くが足を止め、大変な熱気を感じました。
WBCで14年ぶりの優勝を飾った「侍ジャパン」のように、まずは前半戦でしっかりと勝利し、後半戦、さらには衆参補選へ、その勢いをつないでいきたいと思います。皆様のご協力を改めてお願いいたします。
髙木国対委員長からは、総理のウクライナ等訪問を受け、与野党国対委員長会談の結果、国会報告と質疑を行うことで合意し、24日(金)の本会議で帰朝報告と質疑を行った。本日は公報上16時の本会議をセットしてある。「道路整備特措法」の趣旨説明質疑で、所要約1時間5分。また、30日(木)に重要広範議案である「GX電気事業法」の趣旨説明質疑を行う。物価高騰対策やコロナ対応に関する予備費の使用につき、本日14時に予算委員会の理事懇を開き、政府から説明を聴取すると、昨日と同様の発言がありました。
野上参議院国対委員長からは、本日は、予算委員会を9時から開会し、令和5年度総予算について、締め括り質疑を3時間コースで行なっている。質疑終了後、討論・採決を行う予定。総務、財政金融委員会は、各々予算委員会終了後に開会し、地方税関係2法案、所得税法案の討論・採決を行う予定。なお、財政金融委員会は、その後に関税定率法案の趣旨説明を行う。外交防衛、厚生労働、農林水産の各委員会は、総務、財政金融委員会と並行して開会し、日切れ法案の趣旨説明を行う予定。本会議は、14時メドに開会し、令和5年度総予算案、地方税関係2法案、所得税法案の採決を行なう予定。今週は、予算案、そして日切れ法案審議の重要な1週間となる。衆参連携を密にし、臨んで参ると、昨日と同様の発言がありました。
関口参議院会長からは、連日の参議院予算審議にご協力いただき、おかげさまで、本日、予算が成立する見通しとなった。日切れ法案についても、年度末を迎える今週中に、必ず仕上げてまいる。出口を預かる参議院として、しっかり責任を果たしてまいるので、引き続き、よろしくお願いする、と昨日と同様の発言がありました。
世耕参議院幹事長からは、先週22日に開催した衆参5つの補欠選挙及び統一地方選挙に向けた比例代表議員を中心とした打合せ会には、党幹部の皆さんに出席いただき感謝申し上げる。おかげで気勢を上げ、引き締まることができた。参議院自民党の総力を結集して、わが党候補者の勝利に向けて取り組んでいくのでよろしくお願いする、と昨日と同様の発言がありました。
森山選対委員長からは、先週23日(木)に道府県知事選挙、26日(日)に政令市長選挙が、それぞれ告示され、いよいよ統一地方選挙がスタートした。また、今週31日(金)には41ヶ所の道府県議会議員と、17ヶ所の政令市議会議員選挙が告示される。統一地方選挙の前半戦となる4月9日(日)の投票日に向けて、各役員のご支援をよろしくお願いする。また、統一地方選挙後半戦の投票日である4月23日(日)には、同時に全国5ヶ所で、衆参の統一補欠選挙が行われる。昨日は参議院大分県選挙区の候補者に、総裁から公認証を交付していただいたが、参院比例の先生方をはじめ、参議院を上げて支援いただいていることに感謝申し上げる。これら補欠選挙に対しても、ご支援方よろしくお願い申し上げると、昨日と同様の発言がありました。
萩生田政調会長からは、今週の政調審議会は、本日28日(火)のみ。議員立法をはじめ閣議決定案件、政府への提言 計10件の審査を予定。了承した法案、閣議決定案件については、速やかに総務会にお諮りしたいと、昨日と同様の発言がありました。
遠藤総務会長からは、総務会は、本日11時から開催する。案件は、政務調査会からの議員立法など5件の審議を予定。31日(金)は、道府県・政令市議会議員選挙の告示日となるので、総務会は開催しない、と昨日と同様の発言がありました。
石田広報本部長からは、直近の世論調査結果について、説明がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。4月解散について一部で観測が出ている動きがあります。当然、解散に関しては総理の専権事項であるわけですけれども、この時期の解散の可能性、それから解散の是非について、代行はどのようにお考えでしょうか。
Answer
これは、今あなたが仰ったように総理の専権事項ということでありまして、我々、衆議院は「常在戦場」という言葉の通り、いつ解散があってもいいような備えをしていなければならないという中で、今回の統一地方選挙、補欠選挙も戦っているということです。
Question
NHKです。新年度予算が参議院本会議で本日成立する見通しとなっておりますけど、これまでの国会運営と言いますか、前半戦を振り返ってご所感があればお聞かせください。
Answer
令和5年度予算が、本日の参議院本会議で成立する見通しとなりましたけれども、まずは着実な成立に向けて最後まで気を引き締めて臨んで参りたいと思います。その上で、予算の迅速な執行に努めて参りたいと思いますし、物価高騰対策、コロナ対策等で補正予算、また予備費の運用、活用というのもやっておりますので、しっかりとその執行が出来るように見届けていかなければならないと、党としてもそういう責任があると思っています。