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記者会見国会参院選選挙

役員連絡会後 茂木幹事長記者会見

2022年4月26日(火)9:57~10:10
於:党本部平河クラブ会見場

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要についてご報告いたします。基本的に昨日、役員会で報告した内容と同じですので、項目だけでも、まず申し上げたいと思います。
私からは、参議院の石川補選、沖縄市長選の勝利について報告、御礼を申し上げました。
それから昨日、第一回会合を行いました「戦略策定本部」について報告をし、また、先週19日の、自民・公明・国民民主党、3党の幹事長会談について、また、21日、自公の2幹2政で、「総合緊急対策と補正予算に関する協議」について合意したと、こういう報告をさせていただきました。
髙木国対委員長からは、今週の本会議の動きについて、また、クールビズについて例年同様、5月1日から9月30日までとすることを、本日の議運理事会で申し合わせるという発言がありました。
岡田参議院国対委員長からは、参院石川補選のお礼、今週の委員会の動きについて、また、明日27日は、本会議を予定されているという話でありました。
関口参議院会長からは、参院補選の御礼と夏の参院選への取り組みについてのお話がありました。
世耕参議院幹事長からは、参院石川補選勝利について、また宮本周司議員が会派への再入会することについて、補正が入るということになると、国会日程は厳しいが、衆参国対でよく打ち合わせて慎重に進めていきたいという発言がありました。
遠藤選対委員長からは、石川補選、沖縄市長選、そして新潟知事選について、現職の花角氏に対する「党本部支持」の決定というお話がありました。それから、この後、出てくるのですが、女性局の報告がありまして、その後に幹事長からも要請を受けているので、特に比例について女性候補の発掘に努めたい、こういう話があったところです。
高市政調会長からは、政調会内に作成した「公約作成委員会」について、「総合緊急対策」について、今週の政調審議会の日程について、本日のみという話でありましたが、発言がありました。
福田総務会長からは、今日の総務会、11時から開催するという話でありました。
北村広報本部長代理からは、直近の世論調査の結果について、説明がありました。
小渕組織運動本部長からは、女性局で、夏の参議院選に向けて、新たに「女性局政策パンフレット」を作成した。参院選勝利のためには女性の力が欠かせず、多様性を重んじる社会を実現するためにも、これらの広報ツールを使って組織活動を展開していくということで。パンフレットについては自見局長の方から、補足があるという話でした。また、「女性未来塾特別講座 女性候補者育成コース」の第2期が、先月、全ての講座を修了した。女性や若者の政治参画を促すためにも、修了生に活躍の場を与えていただくよう、都道府県連に対しも依頼文書を発出したという話でした。
自見女性局長からは、より詳細に小渕組織運動本部長がお話された2件についてお話がありました。まず、女性局の政策パンフレット、これは平成30年に発行したものでありまして、「やさしさはちから」というものを夏の参議院選に合わせて、この度一新をしたと、全国の女性の力を結集して国内外の困難な課題に立ち向おうという決意から、タイトルは「信じよう!私たちのちから」とした。「Let's Believe in Ourselves」と。主な変更点については、「女性未来塾特別講座 女性候補者育成コース」を女性局の取り組みとして新たに盛り込んだほか、こどもが健やかに成長できる社会の実現に向けて、こども家庭庁を中心とした「こどもまんなか政策」の推進などを明記したという形であります。
もう一点ですが、女性局では、即戦力となる人材の育成に向けて、令和2年より「女性未来塾特別講座 女性候補者育成コース」を開講している。先月、第2期講座が修了し、1期2期を含めて、57名が修了しておりますが、既に6名の地方議員を輩出している。その他の修了生についても、活躍の機会を与えていただくよう、各都道府県連にお願いした。また、学びの場を継続的に提供するために、地方政治学校への入校についても特段の配慮をいただくようお願いしたいと、このようなお話があったところであります。これを受けて、先ほどの遠藤選対委員長の発言があったと、こういう形であります。役員連絡会の概要は以上です。
この後の私の出張の日程について、皆さんの予定もあると思いますので、お話をしますと、今週29日(金)祝日には鹿児島に出張して、講演、それから農業関連の視察、車座集会を行います。翌30日(土)には岡山県を訪問しまして、ちょうど小野田紀美候補の事務所開き、決起大会という形でありますので、それに出席をする予定であります。そして、5月に入りまして、5月1日(日)、2日(月)は沖縄県に出張いたしまして、県連との選対会議、また現地の視察、そして街頭演説は1区、2区、3区、4区、全てで行うと、こういう予定です。3区については街頭演説というか、大きな闘牛の大会があるようなので、すごく大きな、それに参議院の古謝候補とともに出席をさせていただくと、私が闘牛をやるわけではありません。以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。今、冒頭のお話にもありました女性候補の擁立についてお伺いさせていただきます。遠藤選対委員長が今年の参議院選にも女性候補の擁立をしたいとのお話があったということですが、何人ぐらい更にというのは決まっているのでしょうか。
Answer
何人ということはないですけれど、多ければ多いほどいいと言ったら言い過ぎでありますけれど、数名擁立できればいいなと思っております。
Question
TBSです。今の関連でお伺いします。女性候補の擁立というお話でありましたけれど、改めてその、女性候補を擁立することの大切さ、重要性と、候補を擁立するにあたって、どのあたりに難しさ、課題があるとご覧になっていますでしょうか。
Answer
今、日本は少子化社会、そして人口減少社会に入っています。この流れを止めていくと、大きな意味では、そういった取り組みが必要でありまして、そのために幼児教育の無償化もやりましたし、更には今度、こども家庭庁も設置をして、こども関連の施策を一元化していくと、こういった取り組みもしているところでありますけれど、急に来年から人口減少が反転するというのは中々難しい。そうすると、当面は人口減少社会の中で、どう経済社会の活力を高めていくかと、こういったことが極めて重要になってくると、そんなふうに考えています。そういう立場から、これは女性に限らず、若者であっても、これまで中々活躍の機会が与えられなかった方々が活躍の機会が与えられると、またそれができるように様々なスキルアップであったりとか、そういう研修であったり、教育の場も提供されると、こういったことは極めて重要であると思っております。もちろん、これは政治に限る問題ではない、こんなふうに考えておりますが、政治について申し上げると、まず今地方議員も増やしております。底辺といいますか、まずはそういう政治を経験した人がいないと、中々すぐに国政とはいかない部分もありますので、そういった土台の拡充ということを進めると、また同時に、例えば、子育てとそういう政治という、中々完全に土日が休めないとか、完全に6時に終われないと、こういう仕事の中でもきちんと、仕事とそしてまた家庭が両立できるような環境整備と、こういったことは極めて重要だと思っております。
Question
中国新聞です。地域交通についてお伺いします。JR西日本は今月、単独では路線の維持が困難としている中国地方などの17路線30区間の収支を初めて公表し、全区間が赤字で存続が危ぶまれている実態が浮き彫りになりました。地域交通は参議院選の争点にもなる重要な課題だと思われますが、幹事長は鉄道をはじめとする地域交通の在り方、目指すべき将来像をどうお考えになるかお聞かせください。
Answer
聞いていただいていると思うのですが、個別の具体的なテーマについてご質問いただく場合は、事前にご通告を頂いて、きちんと状況等々確認した上でお答えするということになっていますので、ぜひ、そのルールに沿ってご質問頂ければありがたいと思います。