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記者会見国会参院選

役員連絡会後 茂木幹事長記者会見

2022年4月19日(火)9:50~10:01
於:党本部平河クラブ会見場

茂木幹事長

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要についてご報告いたします。
昨日の役員会があって、発言しているメンバーもほとんど同じでありますから、基本的にはほとんど変わるところはございません。
私(茂木幹事長)からは、昨日の役員会で、岸田総裁から「『参議院選挙 戦略策定本部』を設置する」とのご提案があって、役員会として了承した。岸田総裁を中心に、政策、広報、組織活動などを戦略的、かつ一体的に策定していく組織となる。党則79条に基づく、総裁直属機関として本日の総務会で設置を諮ることとしている。また、メンバーについては、役員会のメンバーを基本に構成する予定で、役職等については総裁にご一任いただきたいとお話をいたしました。
それから、先週15日(金)から始まった自公の「2幹2政」でありますが、まずは政調会長間で協議を昨日まで続けてもらったということであります。一方、本日朝8時に開催された原油価格高騰、トリガー条項の3党実務者協議、検討結果がまとまったようでありまして、その報告も本日、3党幹事長で受けたいと思っていますが、それも踏まえて自公間でこの総合緊急対策について合意を得たいと考えています。その上で、政府・与党が連携して総合緊急対策を月内にしっかり取りまとめていく予定だと、このように報告をいたしました。
髙木国対委員長からは、文通費に関する法改正と今後の協議の流れについて、今週の本会議の動きについて、さらに、本日の総務会にオンライン資料の収集に関する「国会図書館法」の改正案を諮っていくという発言がありました。
岡田参議院国対委員長からは、参議院石川補選の件と、今週の各委員会、本会議の動きについて、昨日と同様のご報告がありました。
関口参議院会長からは、昨日、参院石川補選の応援に入ってきたので、そのご報告がありました。
世耕参議院幹事長からは、参議院の会派について、増子輝彦議員が退会し、本日、中田宏さんが入会したというご報告がありました。
遠藤選対委員長からは、参院石川補選、沖縄市長選挙について、また、夏の参院選の比例代表の政党の名称について、自民党は従来通り、名称は「自由民主党」、略称は「自民党」で中央選挙管理会に届け出る旨、ご報告がありました。
高市政調会長からは、今週の政調審議会の日程、そして私がお話申し上げました、自公の「2幹2政」について、これまでの政調会長間の協議結果についてご報告がありました。
福田総務会長からは、今週の総務会の日程についてご報告がありました。
平井広報本部長代理からは、直近の世論調査の結果について、ご報告がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

本日、おそらく夕方にもう一度会見もしくはぶら下がりをする可能性があるということを先にお知らせをしておきたいと思います。
また私(茂木幹事長)は、今週21日(木)に「静岡県連の党員・党友の集い」で静岡県の方に行ってまいります。24日(日)には青森県と岩手県に出張予定です。

以上です。

質疑応答

Question
NHKです。トリガー条項に関する3党実務者協議について、一定の合意に達したということですが、幹事長はまだ報告を受けていないということだと思いますが。
Answer
(報告は)受けていますよ。
Question
NHKです。合意内容を紹介できる範囲でお願いします。
Answer
合意内容については、本日15時40分から3党実務者が3党の幹事長にその内容について報告をするということで、その報告が終わった時点で皆さんにはご説明する。このような段取りとなっています。
Question
NHKです。昨日の自公政調会長による会談では、溝は埋まらなかったということで、特に財源の扱いについて話し合われたようですが、この点、どのように本日、合意形成を図っていくお考えですか。
Answer
本日は11時30分から「2幹2国」が予定されています。その際というかその後、幹事長間でもよく話し合って、溝を埋めるような努力をしたい。その上で、改めて「2幹2政」という形を取りたいと思います。
Question
河北新報です。参議院宮城選挙区について、県連内では、公認候補となった桜井充氏に対して様々なご意見があると聞いていますが、先週末の幹事長の仙台訪問を踏まえて、結束に向けた確認ができたのかどうか、お考えをお願いします。
Answer
県連の役員の皆さん、さらに私(茂木幹事長)を含めた党の執行部、さらには当事者であります桜井充さん、石川光次郎さんの全員が2月21日に合意をし、その内容に沿って先週の火曜日(4月12日)に情勢調査を行い、その結果に基づいて、今回については桜井さんを公認し、3年後については石川さんを公認するということにしたわけでありまして、それを正式に決めたのが金曜日(4月15日)。翌土曜日(4月16日)に仙台に出張させていただいて、これまでの経緯、そして結果について丁寧に説明させていただいた次第であります。 まずは執行部会の皆さんとかなりじっくりと意見交換をさせていただいて、その後、役員会で改めて報告をさせていただきました。役員会で特段、それに関するご意見というのはなかったわけでありますが、今までの経緯もあるわけでありまして、公認に決まった桜井さんには、これまでの経過といったものも十分踏まえて、一日も早く県連の役員の皆さんや党員の皆さんに受け入れてもらえるように、最大限の努力をしてほしいと、このように要請もしております。同時に、参院選の公示まで2か月と迫ってきているわけでありまして、県連の方にも、できるだけ早く一本になって、相手の候補も決まりましたから、選挙準備に入れるような態勢を整えてほしい、こういったこともお願いをしてまいりました。
Question
京都新聞です。参議院京都選挙区について、自民党は現職の二之湯智氏が引退をされるということで、新人の吉井章氏を公認されています。この他、立憲民主党が福山哲郎氏、共産党が新人を立てて、先週には日本維新の会が公認候補を発表しました。昨年の衆院選では、選挙区内の比例票が維新の党が自民党に次いで2番目だったということで、維新の支持が広がっているような状況ですが、幹事長は京都選挙区について位置づけや情勢についてどのようにお考えですか。
Answer
個々の選挙区について、まだ選挙始まっていませんから、それぞれ今、情勢認識を私なりに持っております。かなり精度の高いというか詳細な情勢認識を持っておりますが、これはまさに選挙戦略でありますから、これについてお話することはどの選挙区についても控えたいと思います。