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記者会見国会参議院選挙予算

役員連絡会後 茂木幹事長記者会見

2021年12月7日(火) 9:48~9:57
於:党本部平河クラブ会見場

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【冒頭発言】

今日の役員連絡会の概要について報告したいと思います。
私からは、昨日から臨時国会が始まった。岸田総理の所信表明は、大変力強い演説であったと受け止めている。岸田総理を先頭に政府・与党一体となって、経済対策を具体化する補正予算の早期成立を図り、国民の期待に応えていきたい。衆議院で明日から代表質問ということでありまして、自民党では私が代表質問を行う予定だと、このようにお話をしました。
それから週末の山梨訪問、そして今週末の青森・岩手の訪問に触れまして、参議院選挙の準備もしっかりと進めていきたい、こういう話をさせていただきました。
髙木国対委員長からは、先週、立憲や維新と国対委員長会談を行って、会期、歳費、特別委員会をセットで協議し、会期と歳費2割削減は折り合ったが、文書交通費と特別委員会の改廃については合意に至っていない。明日、明後日に代表質問が行われる。明日は3時間程度を予定しているという話でありました。また、明日、岩屋毅議員の永年表彰、明後日は代表質問の後、故・竹下亘先生の追悼演説が行われるということです。来週から審査予定の補正予算と関連法案について、速やかに参議院に送付できるよう全力をあげたいというお話でした。
岡田参議院国対委員長からは、昨日から臨時国会が始まった。参議院の各党代表質問は、9日、10日に行われる。また、10日には立憲民主党の長浜博行議員の永年勤続表彰を行う。9日の代表質問、有村参議院議員副会長が、10日は野上幹事長代行が、わが党を代表して行う。その後の予算委員会などの日程については、衆議院の動向を見ながら協議を進めていきたいという話がありました。
関口参議院会長からは、臨時国会の召集にあたり協力に感謝する。まずは補正予算と関連法案の早期成立に向けて、衆議院と連携して全力で取り組んでいきたいという話がありました。
世耕参議院幹事長からは、9日、10日に行われる代表質問など、補正予算と関連法案の早期成立に全力を尽くす。さらに、「決算の参議院」として、今国会での令和2年度決算の審議入りを目指したいということであります。来年度予算編成のスケジュールを考えると、この臨時国会は会期も短くタイトな日程となるので協力をお願いするという話がありました。
遠藤選対委員長からは、参院選比例代表の2次公認に向けて、昨日から立候補希望者とその支援団体のヒアリングを選対委員会で開始した。執行部とよく相談しながら選挙区とあわせて候補者擁立を進めるので、役員各位の協力をお願いするという話がありました。
高市政調会長からは、政調では、来年度税制改正と予算編成に向けた議論がピークを迎えており、本日午後3時から、政調全体会議を開き、来年度、予算編成に関する平場の議論を行う。一方、税制改正大綱についても、先月末から連日会議を重ねていよいよ大詰めを迎えた。作業が順調に進めば、9日に政審を開催して、政調としての審査を行いたい。政審で了承した場合には、総務会に諮り、できれば今週中には党内と与党内の手続きを完了させたい。
福田総務会長からは、総務会は10日金曜日の8時30分から開催する。予算編成大綱、そして税制改正大綱、これについて審議する予定だけれど、国会議員の歳費2割削減法案が整えば、それについても審議をしたいという話がありました。
河野広報本部長から、直近の世論調査の結果分析について発表がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。アメリカの方が、北京五輪への外交的ボイコットを発表しました。党内からも同様の意見を求める声がありますが、幹事長としてのお考えをお聞かせください。
Answer
他国の、それもオリンピックに関する対応でありますから、コメントを控えたいと思いますが、いずれにしても北京冬季大会、これがオリンピック・パラリンピックの精神に、理念に則って、平和の祭典として開催されることを期待しております。
Question
産経新聞です。先般、松本純さんの復党に関して、神奈川県連から抗議文が党本部に来ていたと思うのですが、その後の抗議文の取り扱いと、党本部としての対応をどうするかということを教えてください。
Answer
遠藤選対委員長に聞いてください。
Question
フジテレビです。文通費について質問させていただきます。文通費について各党がそれぞれ法案を出している状況で、日割り改正については与野党で合意が出来ていない状況ですが、今国会では難しいんじゃないかという報道も出ています。この日割り改正の臨時国会での実現可能性について幹事長のお考えをお願いします。
Answer
私が現場の交渉をやってるわけじゃありませんので、可能性についてコメントすることは控えたいと思いますが、考えていただきますと今回の文書交通費の問題、発端は国会議員、一日しかその資格を持っていないのに、一カ月分、百万円の文書交通費が支払われる。このことはおかしいんではないかと、こういったことからスタートしたと思っております。我が党はそこで、早速この完全に一日しか議員でない人、もしくは我々のように14日までしか議員でなかった人について、それは返還をするということを各党に先駆けて決めさせていただきました。その上で、こういった、歳費等に関わる問題、選挙に関わる問題もそうでありますが、これは各党会派で、一致をして合意案をみるということが大切だと思っておりまして、そういった今、議論が行われているんだと思います。国民の関心からしても、まずこの一番おかしい部分、一カ月働いていないのに、全額が支払われる、これを是正すると、つまり日割り計算にしていくということだと思っております。ぜひそこまでやってほしい、その上でさらに、この文書交通費について、各党で合意ができることがあったら、この国会でやっていただければと思っています。
Question
毎日新聞です。関連してなのですが、野党の法案を見ますと、使途の公開、公表というところにも重点を置いているようなんですが、それについては幹事長はどういうふうにお考えですか。
Answer
この問題は、議運なり、国会で各党会派が議論してもらっていることだと思っております。国民の関心から言ったら、まず優先的には、この日割りをやると。その上で、それ以上のことが合意できるのなら、そこまで進めていただくことについて異存がないと思っております。そこは各党会派の議論でありますから、どれが良いどれが悪いと言うつもりはありません。