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記者会見予算国会選挙

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

2021年3月30日(火)10:32~10:44
於:党本部平河クラブ会見場

二階幹事長

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【冒頭発言】(山口筆頭副幹事長)

本日の役員連絡会の概要を報告いたします。
森山国対委員長からは、次回の本会議は、4月1日木曜に、上がり案件および同意人事の採決と、子ども・子育て支援法の趣旨説明質疑で立てるよう野党と交渉している。また次々回については、4月2日金曜に法案の趣旨説明質疑で立てる予定。
世耕参院幹事長からは、厚労省職員が23人で0時過ぎまで送別会を開いていたとの報道があった。政府においては、国民目線で納得のいく厳正な処分をしていただくよう強くお願いする。
林選対委員長筆頭代理からは、4月11日告示・25日投開票の名古屋市長選挙について、愛知県連より、新人で名古屋市議会議員の横井利明氏の推薦申請があった。本日より持ち回りを開始する。
下村政調会長からは、今週の政審は2日金曜に開催し、令和2年度子育て世帯生活支援特別給付金に係る差押禁止等に関する法律案と北朝鮮に対する入港禁止・輸出入禁止措置の継続実施に関する審査を行う予定。
佐藤総務会長からは、次回の総務会は2日金曜11時より開催する。
鈴木女性局長代理からは、女性局では、わが党の即戦力となる女性候補者を育成するため、昨年より女性未来塾特別講座女性候補者育成コースを開催している。100名以上の応募者の中から選考された、優秀で意欲のある、各級議員を志望する女性49名が、先日、第1期を修了した。そしてこの度、第2期生の募集を開始することとなった。募集期間は、本日より4月28日までで、選考通過者に限り、6月から開始する 第2期育成講座に参加いただく予定。なお、3月28日に投開票が行われた三重県の伊賀市議選において、同塾1期生の西條エリ子氏が当選を果たしている。

【冒頭発言】(二階幹事長)

先週、令和3年度予算が成立しました。あらためて、役員各位のご協力に感謝します。残された法案の審議を着実に進めて、多くの期待に応えられるよう、そういう自民党でありたいと思っております。引き続き、党は一致結束して、後半国会に対応して参りたいということを申し上げました。

質疑応答

Question
東京新聞です。冒頭発言の中で、世耕参議院幹事長からもあったように、厚生労働省の職員23名が深夜の会食をしていたということが明らかになりました。受け止めをお願いします。
Answer
皆に協力を頂いている役所の皆さんが、そういう事があったのですから、普通の標準的な常識があるのだろうから、しっかり反省して対処してもらいたい。
Question
東京新聞です。23人の処分については、どうお考えですか。
Answer
私の方としては、特別に処分というところまでは考えておりませんが、反省の如何によって考えていかなければいけないでしょう。
Question
北海道新聞です。憲法審査会についてお伺いします。前回、秋の臨時国会で、通常国会で何らかの結論を得ると、立憲民主党と合意しましたけれども、何らかの結論とは何だとお考えでしょうか。
Answer
方向性です。
Question
北海道新聞です。方向性とは、採決をするかしないか、ということでしょうか。
Answer
ご意見は十分承ったうえで、私がどういう方向へ持っていくとか、どういう結論を得たいとかということで問い合わせしているのではなくて、そこで大いに議論をしていただいてその議論を参考に決めたいと思います。
Question
読売新聞です。衆院宮城5区の支部長について、宮城県連が元タレントの森下さんを擁立しました。昨日、幹事長も面会されたと思いますが、党本部としては支部長の決定をいつ頃と見込んでいらっしゃいますか。
Answer
所定の手続きを終えれば、出来るだけ早くしたいと思います。
Question
読売新聞です。宮城5区については、立憲民主党の安住国対委員長が、強固な基盤を築いている選挙区でもありますが、党本部としてはどのように支援していくお考えですか。
Answer
強固な基盤を築いておられるならば、余計こちらも強固に戦いを挑んでいきますから同じことです。弱いと思ってなめてかかった選挙よりも、強い相手にガーンと行く方が良い。しっかりやります。
Question
読売新聞です。全国的にもまだいくつか空白区が残っていますけれども、選挙も近づいていますが、どのように空白区に対処していきますか。
Answer
それぞれの選挙区の皆さんの考え方如何ですから。東京からガンガン攻めても、それぞれの地域が色々悩んだりしているでしょうから、その状況を見て判断しますが、しかし選挙は迫ってきますから、出来るだけ早くやってもらいたいと思っております。1議席もおろそかにしない。
Question
朝日新聞です。昨日、岸田文雄前政調会長が、広島県連の会長に就任したご挨拶で、幹事長のところに行かれたと思います。広島の再選挙が4月25日投開票と迫る中で、県連会長として陣頭指揮をとられるわけなのですが、岸田さんに期待される点があれば、お聞かせください。
Answer
極めて優秀な政策マンでもありますし、真面目な人ですから、大いに戦ってくれるであろうと思います。しかし、選挙は結果ですから、勝たなきゃ駄目です。勝ってもらいたいと思います。
Question
共同通信です。昨日の会見で、野党が不信任案を出した場合に、否決した上で解散に打って出る覚悟があると、幹事長が発言されたことに対して、立憲民主党の福山幹事長が更に、これに応えるかたちで、野党が不信任決議案を出すか出さないに関係なく、新型コロナや経済の状況で、解散できるなら、いつでも受けて立つと、反論するかたちになっていますが、これについての受け止めをお願いします。
Answer
大いに結構ではないかというふうに思っています。この場合、与党も野党もお互いに相手が強くなったら、こっちも強くなる。こっちが強くなったら、相手も強くなる。それが研鑽です。だから、国民の皆さんのために、なるほどと言われるような国政選挙を展開していくためには、日頃から野党の皆さんがやる努力の3倍くらいは、自民党はやらなければならないと思っています。
Question
毎日新聞です。選択的夫婦別姓についてお伺いします。党内で、今週にも氏制度の在り方に関する検討ワーキングチームが初会合を開きます。党内では、賛成派と慎重派がそれぞれ議連を立ち上げるなど、議論が活発化しているのですけれども、あらためて、この選択的夫婦別姓についてどのようにお考えでしょうか。
Answer
それぞれ議連を立ち上げて、自らの思いを、あるいは地方の声を、そういう場で戦わせるわけですから、大いに議論を盛り上げていただければ結構だと思っております。
Question
毎日新聞です。賛成の議員達から、次期衆院選の公約の中に選択的夫婦別姓についての意見を反映させたいとお考えがあるのですが、公約に、この問題を書き込むべきだとお考えでしょうか。
Answer
それは公約を選択する会議がありますから、そこでよく民主的に議論すればいいことで、私が入れるべきだとか、入れないべきだとかというような、ここは組織政党ですから、十分そういうところの意見を聞いて、慎重に判断したいと思います。