2021年3月16日（火）10:12～10:21
於:党本部平河クラブ会見場
【冒頭発言】（山口筆頭副幹事長）
本日の役員連絡会の概要を報告いたします。
森山国対委員長からは、総務省幹部職員の会食問題などに関し、本日9時から予算委員会を開き、総務大臣出席のもとNTTの澤田社長と東北新社の中島社長を参考人招致し、3時間の質疑を行っている。次回の本会議は18日木曜に立てる方向で野党と協議中。
末松参院国対委員長からは、本日は予算委員会中央公聴会を9時から16時まで行う。予算委員会は、明日は一般質疑を10時から6時間コース、18日木曜は一般質疑を10時から野党質疑のみの2時間コースで行う。
関口参院会長からは、年度末を控え大変厳しい日程だが、予算の早期成立を目指し、引き続き取り組む。
世耕参院幹事長からは、明日12時30分から参議院長野補選、広島再選挙の打ち合わせ会を開催する。
山口選対委員長からは、福岡県知事選候補者への推薦証交付式を総裁ご臨席のもと、明日午後に行えるよう調整している。
下村政調会長からは、年度末に向けた施策について、5日の総理会見を踏まえ、先週、改めて経済成長戦略本部で平場の議論を行い、提言を取りまとめ、昨日、総理に申入れを行った。2月に通知し、党所属国会議員・選挙区支部長にお願いした提言について、現段階で1500件を超える提言をいただいている。内容を精査し、今後の政策活動に活かしていきたい。
佐藤総務会長からは、本日は案件がないため、総務会は開催しない。
【冒頭発言】（二階幹事長）
党大会が、21日、日曜日に開催されます。感染拡大防止の観点から、都道府県連の皆様にはリモートによる出席をお願いすることになりますが、それであっても関係者の皆様の協力を頂いて、党勢拡大につながるような党大会にしたいと念じておりますので、ご協力をお願い申し上げます。
質疑応答
- フジテレビです。今日で、菅政権が発足して半年となりましたが、この半年を振り返った受け止めをお願いします。
- まず、総理のリーダーシップによって、大変しっかりした運営をなされているということで、安心し信頼して、我々はこの内閣を支持していけると、こういう自信を持っている次第であります。これからも、油断なくしっかり頑張っていきたいと思います。
- 共同通信です。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言について伺います。現在、首都圏1都3県を対象に緊急事態宣言が出されていますが、21日に期限を迎えることになります。一部地域では新規感染者の増加傾向が見られることや、感染力の強い変異種の拡大も指摘されています。現状、この宣言を予定通り21日までとするか、あるいは延長すべきか、どのようにご覧になられていますか。
- 21日に期限を迎えるわけですが、引き続き感染の状況を注視しながら、専門家のご意見も十分お聞きした上で、政府において最終的な判断をされるべきものだと考えております。いずれにしましても予断を許す状況ではないという思いでありますから、改めて国民の皆さんにも感染拡大の防止についてご協力をお願いしたい。もうしばらくの辛抱をお願いしたい。こういうことでございます。
- 日経新聞です。緊急事態宣言の解除の判断に関して、データを見ますと、感染者数や病床のひっ迫具合などは、いずれもステージ4を下回る状況であります。政府は、これまでそういうデータに基づいた判断をすると重ねて説明していますが、今回もそういうデータを出していれば解除すべきでしょうか。
- データは大変重要なものだと思いますが、やはり、政府及び党、政権党が判断する上においては、全体の政治情勢を見ながら判断するということが、正しいことだと思っております。
- 毎日新聞です。総務省の接待問題についてお伺いします。谷脇前総務審議官今日付けで、停職3か月の処分を受けたのですが、辞表を提出されて今日付けで辞職されました。このことについての受け止めをお願いします。
- 私自身も、どういう人物でどういう活動をなさってこられた方かということを、詳しく存じませんが、そうした一連の流れの中で、本人がご判断したということになれば、それはもうそれでやむを得ないと思っております。
- 東京新聞です。谷脇さんの関連で、局長級、審議官級の方が辞職されますと、今後国会審議に出てこないという懸念がありますが、問題解明がまだまだ終わっていない中、谷脇さんが、今後国会に出てこない可能性があることについてどう受け止めていますか。
- 必要があれば、参考人として呼ぶ方法があるのですから、そのこと自体が特に問題ではありません。国会運営に支障はありません。
