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役員会・役員連絡会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

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【冒頭発言】(稲田筆頭副幹事長)

本日の役員会の概要報告を行います。
まず安倍総裁より、明後日から参議院議長等を決める臨時国会だ。また明日は来年度予算のシーリングを決定する。今後、岸田政調会長を中心に来年度予算に向けた概算要求作業が本格化する。様々な政策課題にしっかりと応えられる予算にしたい。人事については8月中に行うことはないのでしっかりと英気を養っていただきたいとのご発言がありました。
森山国対委員長からは、昨日の議運理事会に官房長官が出席し、第199回臨時国会を8月1日に召集することが伝達された。1日は13時から本会議を開会し、議席の指定、新議員紹介、会期の件、特別委員会の設置などを行う。また、開会式は同日15時から参議院議場で行われるとのご発言がありました。
西田参議院国対委員長代行からは、れいわ新選組で当選した2名の支援体制について、議運で協議し、車いすで議場に入れるよう改修を行うことや、採決時の代理投票を認める等の方針を決めた。また介護サービスの公費負担についても今後協議していくとのご発言がありました。
関口参院会長からは、参議院会長として、今後、謙虚に丁寧に国会運営を進めて行きたい。安倍総理をしっかりと支えていく。参院の人事については、内閣改造や党本部人事を見ながら行いたい。当面は現行の体制で進めたいとのご発言がありました。
岡田参院幹事長代行からは、埼玉と岩手の県知事選の支援集会を8月5日に予定しているとのご発言がありました。
甘利選対委員長からは、1人区で敗れた県連の会長・幹事長宛てに、敗因分析とともに、次なる戦いに備えるための報告をしてもらう文書を発出したとのご発言がありました。
岸田政調会長からは、昨日、政調全体会議を開催し、令和2年度概算要求基準について政調会長一任となった。党内手続きを進めて行くとともに、明日の政府与党政策懇談会では、党の意見を反映したいとのご発言がありました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

昨日、参議院会長に関口昌一参議院議員が就任されました。青島健太埼玉県知事選候補者と、及川敦岩手県知事選候補者への推薦証交付を行いました。両者とも新人の非常に大事な選挙でありますので、党はそれぞれ全力を傾けて支援をしてまいりたいと思います。

以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。萩生田幹事長代行はインターネットの番組で、有力な議長を置いて憲法改正シフトを、との大島議長の交替論に言及致しました。受け止めをお願いします。
Answer
私はその番組は見てはおりませんが、報道で承知しております。たまたま昨日、代行から話を聞く機会がありましたが、彼は、人事についてコメントする立場では無いと断った上で、出演していたジャーナリストの発言を受けて、議長の役割の重さについて解説をしたが言葉足らずで誤解を与えたようだという報告を受けております。いずれにしても立場を考え慎重に発言するように注意をしたところであります。以上です。
Question
朝日新聞です。野党からは、議会制民主主義の根本をひっくり返すような発言だと批判の声も出ております。この発言について、今後何か萩生田幹事長代行ご自身がご説明されるような機会はありますか。
Answer
われわれとしてはその説明を受けたことにおいて、それ以上でもそれ以下でも無い。後は本人から聞いていただきたい。こういう次第です。
Question
時事通信です。先週末、自民党新潟県連は、元秘書への暴行疑惑が報じられている石﨑衆議院議員について、除名や離党勧告の処分を求める要望書を出しております。これに対し、二階幹事長はどのように対応するお考えでしょうか。
Answer
私の留守に、萩生田代行に対応をお願いしておりました。党本部による本人への聞き取りでは、暴言については一部認めておりますが、暴行の事実については否定しております。また、県警の事情聴取も行われていない状況なので、報道のみで直ちに処分というわけにはまいりませんが、推移を見守って慎重に対応したいと思っております。
Question
毎日新聞です。東京都の小池知事の任期満了まで今日でちょうど一年となりました。自民党としては、この都知事選挙にどのように臨むお考えでしょうか。
Answer
これは東京都連、東京都のことですから。当然、われわれはそれぞれの地方の意見を十分考えてよく聴取した上で慎重に対応したいと思います。第一義的には、東京都連のご意見を聞いていきたいと思っています。
Question
毎日新聞です。幹事長は以前、小池都知事が出馬された場合には支持するという考えを示しておりました。その考えというのは、変わったということでしょうか。
Answer
小池知事は、客観的にもしっかり首都を代表する知事としてしっかりご活躍されていると思っておりますから。後は、都民の皆さんがどれだけご支援をされるかということを見極めて、党として判断していきたいと思っております。
Question
読売新聞です。今の都知事の任期ですと、都知事選挙がオリンピックの期間中もしくはその直前になります。任期の前倒しや後ろ倒しをして、選挙の日程をずらす可能性についてはいかがお考えでしょうか。
Answer
それは当然、東京都のご意見、東京都民の皆さんのご意見を聞いて判断すべきことであって、オリンピックと東京都知事選挙は直接に、大きく言えば関係すると言えば関係しますが、選挙の執行に対しては、特に関係が直接にあるわけではありませんから。そこは十分、周囲のご意見に耳を傾けながら慎重に対応したいと思っています。
Question
NHKです。自民党の東京都連は選考委員会を設置しまして、小池都知事では無い新たな候補者を擁立する方向で検討を進めております。こうした東京都連に対して、どのようなことを期待されますか。
Answer
それは結果を見てから判断します。
Question
共同通信です。二階幹事長が2016年8月に幹事長に就任されてから、まもなく3年です。今週末には、前尾繁三郎元衆議院議長を抜いて、連続在任記録が一位となり、また通算の在任記録でも、田中角栄首相らに次いで三位ということになります。この間、選挙での勝利や外交などで様々な実績があると思いますが、幹事長としてこの記録についてのご所感をお願いします。
Answer
日々、党の前進のために懸命に働いて来たことは事実ですが、在任期間がどうだとか誰とどうだとかと、そんなことは一切考えたことありませんから、前尾さんとやっているわけでもなければ、誰とやっているわけでもありません。それはその時の歴史であって、われわれの先輩であるということは承知しておりますが、私の在任期間とは関係はありません。
Question
日本テレビです。国会では、先の参議院選挙でNHKから国民を守る党が一議席を獲得しまして、今、無所属の議員を中心に声を掛けている状況です。政策の縛りもほとんど無く、無作為に集めているような感じもありますが、このような状況をいかがお考えでしょうか。
Answer
それはそれぞれの党の方々が国会の中で活動していることでありまして、自民党の幹事長が、それに良いとか悪いとかそれがどうだとかという論評する立場では無いと思います。
Question
北海道新聞です。参議院選挙の投票率について、今回の投票率は48.8%で、24年振りに5割を切り、戦後二番目の低さでした。この結果の受け止めと、政治への関心が上向かないことに関する与党の責任についてどうお考えでしょうか。
Answer
投票率は与党の人も野党の人も合わせて投票率であって、与党で何%野党で何%と仕分ける方法は無いわけですから、これは与野党同じことなんです。ですから、政治に対して関心を高めていただくための努力はする必要がありますが、投票に行かない人をむやみやたらに投票に駆り立てるようなことを強制的にやるべきでもありませんし。そこは国民の皆さんの、やはり冷静なご判断を静かに待つということにしていく以外に無いと思います。
Question
北海道新聞です。自民党は、公示前から若年層の投票率の向上策について取り組んで来ました。今回、18歳19歳に関しては31.3%と、18歳からの投票権が始まった前回よりも15ポイント下がりました。今後、党としては何をしていくべきとお考えでしょうか。
Answer
こうした人達に対して、もっと選挙ということ政治ということを啓蒙していく方法を色々考えていきたいと思いますが、これは特に教育の場で、こういうことに対してはそれぞれの社会科の中でこういうことの議論があるわけですから。せっかく頂戴した投票権です、もっと真剣に考えてもらいたいと思いますし、そういう該当の父兄とか周辺の人たちもしっかり啓蒙するように気を使っていただければ良いと思っております。
Question
産経新聞です。日韓関係について、いわゆる徴用工問題や半導体素材の輸出管理強化を巡って冷え込んだ状態が続いております。明日、韓国の議員団も日本に来て、日韓議連で会合をされるとのことですが、議員外交という観点から言うと、今後の関係改善にはどのような取り組みが必要だとお考えでしょうか。
Answer
これは国と国とがあるわけですから、それぞれの国の言い分があるわけですから。向こうからお出でになるなら、こっちはそれに対して礼儀を持って迎え入れて慎重にご意見を聞くという姿勢が大事だと思いますが、われわれはわれわれの側の主張をすれば良いわけですから、よく話し合えば良いと思っております。
Question
時事通信です。在任日数の関係について、二階幹事長は政界で尊敬される田中角栄先生にかなり日数として迫る形になります。田中先生に在任日数が迫るという部分について、どのようなお気持ちをお持ちでしょうか。
Answer
特別の感情を持っているわけではありません。田中角栄先生は田中角栄先生の時代の幹事長であって、私は今皆さんのご協力をいただいて幹事長を務めているということであって、それが何も日数がどうだとか年数がどうだとかということで判断するものでは無いと思っていますから。だけど、そういう大先輩に日数が近付いたということに関しては、長く居すぎたかなと、こう思っているだけです。
Question
共同通信です。日韓関係について、明日から韓国の国会議員団の代表が訪日されますが、二階幹事長はご面会する予定はありますか。
Answer
向こうが会いたいと言えば会いますが、私の方からは特にありません。それぞれの窓口の方々がおられるわけですから、その方々の意見交換を待ちたいと思っています。
Question
新潟日報です。ずっと空白区だった衆議院新潟4区について、三条市の国定市長が次期候補者として地元の方で内定をしました。空白区が埋まったこと、またある程度の期数を重ねている三条市長が4区から出馬したいということについてのご所感をお願いします。
Answer
個々のケースですから、地元のご意見をよく聞いた上で判断していきたいと思っています。