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「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産に決定!
奈良県が4件で最多に

藤原宮跡(出典:世界遺産「飛鳥・藤原」協議会HP)

わが国が世界遺産に推薦していた「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)が7月26日、韓国・釜山で開かれた第48回世界遺産委員会で、日本国内27件目の世界遺産に登録されることが決定しました。奈良県内の世界遺産は今回の登録で4件目となり、都道府県別で国内最多となりました。同遺産の意義や今後の展望等について、世界遺産委員会に出席した小林茂樹文部科学副大臣が寄稿しました。

寄稿 世界中から興味持って訪れるまちづくりを
小林茂樹文部科学副大臣(衆院奈良1区選出)

文部科学副大臣として第48回世界遺産委員会に臨む小林茂樹衆院議員(中央)

「コツ、コツ」という木槌の音が会場に響き、長年の悲願が達成されました。この歴史的瞬間に立ち会えたことに感謝しています。
歴史ある町も、人が住まなければ廃墟となります。高さ、色、材質等さまざまな制限ある中で景観を維持しながら住み、暮らしてきた明日香村の方々に敬意を表します。
無事の登録を見届け、私は世界遺産の慶州(韓国)を訪ねました。寺院は参拝者で賑わい、古い邸宅は若者向けのカフェに改装。そこには進化した歴史都市がありました。
飛鳥・藤原は、東アジアにおける中央集権国家成立の生きた遺産です。世界中から幅広い年代の方々が興味を持って訪れる、そんなまちづくりが、着実にゆっくりと進むことを期待しています。

小林茂樹衆院議員

高市総理「日本の宝から世界の宝になった遺産を次世代へ引き継ぐ」

「飛鳥・藤原の宮都」は、橿原市、桜井市、明日香村にまたがる飛鳥宮跡や藤原宮跡等19の資産で構成されます。それぞれ「宮殿・官衙跡」「仏教寺院跡」「墳墓」の3つに分類され、いずれも良好な状態で守られてきました。6世紀から8世紀にかけ、中国大陸や朝鮮半島との交流のもとで仏教が伝来し、後代にも大きな文化的影響を与えた時代の姿を今に伝えています。
世界遺産委員会では、東アジアの古代国家の形成期において、日本列島で初めて中央集権体制が誕生・成立した過程を、飛鳥宮と藤原宮という2つの宮都の変遷から具体的に示す遺跡群であると評価されました。
世界遺産の登録を受け、高市早苗総理は「日本の宝から世界の宝となったこの貴重な文化遺産を確実に守り、次世代へ着実に引き継いでいく」と強調。国内外の多くの人々が遺産の価値と魅力に触れることへ期待を寄せ、政府や関係自治体の一体で文化遺産の保護に万全を期すとともに、価値の発信や受け入れ環境の整備等に取り組む方針を示しました。

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