
鈴木 貴子 広報本部長
初夏に思う成長
新年度が始まり、早くも2カ月が過ぎました。4月は入学や就職、異動等、新たな環境での生活が始まった方も多いことでしょう。わが家の娘たちも小学3年生と1年生になりました。入学当初は毎朝、「お母さんも近くまで来て」と言っていたのですが、その日は突然やってきました。「お母さん、玄関までで大丈夫だから」。朝の慌ただしさが少し楽になった一方で、どこか寂しさも感じています▼私の携帯の待ち受けには、俵万智さんの「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」という短歌があります。毎日の忙しさの中では気付きませんが、抱っこをせがまれることも、手をつないで歩くことも、いつかきっと突然に終わるのかもしれません▼「もう大丈夫、一人でできるから」という娘の言葉に成長を感じながら、うれしさより少し寂しさが勝ってしまう、親の身勝手を感じずにはいられません▼何気ない日常こそ、かけがえのない時間。そんなことを改めて感じる初夏の今日この頃です。