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メディア短評 簑原俊洋(国際政治学者)

米国はすでに中間選挙モードに 共和党の牙城の現状
テネシー州とユタ州では様相はかなり異なる

先月、2回渡米する機会を得た。主な目的先は、最初がアパラチア南部を構成するテネシー州、次いで西部山岳地帯に位置するユタ州であった。いずれの州も米国では共和党の牙城である保守的な「赤い州」だ。昨年11月にも訪米したが、その時と明白に違ったのは、全米がすでに中間選挙モードに突入していたことである。
さて、訪問したテネシーとユタは同じ「赤い州」とはいえ、その様相はかなり異なる。例えば、テネシーは南部に属するため、キリスト教福音派の影響が大きく、ポピュリスト的な傾向を示す。さらに、黒人人口の割合が比較的高く(全米10位)、これに南部の歴史的背景が重なることで人種問題をめぐる社会的緊張が表面化しやすい。
他方、ユタは成人人口の約半分がモルモン教徒であり、かつ白人が占める割合が全米上位に位置するため...

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