
事前防災の重要性を強調する伊東香織倉敷市長(中央右)
党水政策・国土調査会(会長・中西祐介参院議員)は4月23日、岡山県の伊東香織倉敷市長より平成30年に発生した西日本豪雨災害における当時の対応状況、事前防災の重要性を聴取しました。
伊東市長は、発災直後の対応について、「断水解消を最優先に掲げ、配水管の破損や浄水場の冠水による大規模断水の中、管をつないで水を通す方針で約2日後に試験通水を開始し、約2週間で全域への飲料水供給を実現し、早期復旧につなげた」と説明しました。また、避難所の環境整備や災害廃棄物の迅速な処理や、被災者の生活再建支援にも取り組んだ。同市長はこうした経験が、河川だけでなく流域全体で水害対策を進める国主導の流域治水対策の推進につながったと指摘し、「倉敷の前例が国の方針を大きく変える要素となった」と語りました。
出席した議員は、今回の経験を踏まえ、「当時は予算面の制約もあり、河川整備が進まなかったことが被害拡大の一因となった可能性がある。重点的に予算を配分していれば、被害はより軽減できたのではないか」と指摘しました。その上で...