お知らせ「自由民主」先出し孤独・孤立子供

こども・若者の自殺は「社会の課題」
実効性ある対策へ事業者からヒアリング

4月1日に開かれたこども・若者の自殺対策プロジェクトチームの会合

近年、小中高生の自殺者数が増加傾向にあり、昨年は538人と過去最多になりました。こうした問題を受け、わが党は孤独・孤立対策特命委員会と「こども・若者」輝く未来創造本部の下にこども・若者の自殺対策プロジェクトチーム(PT、座長・山田太郎参院議員)を設置し、現場の声を踏まえた実効性のある対策を打ち出すための議論を進めています。

ライフリンクの清水康之氏(左)あなたのいばしょの根岸督和氏(右)

4月1日に開かれた会議では、特定非営利活動法人(認定NPO)ライフリンクの清水康之氏と認定NPO「あなたのいばしょ」の根岸督和氏が出席しました。清水氏はこどもの自殺について「こどもの問題ではなく、そのような環境をつくりだしている大人の問題」との考えを訴えました。こども家庭庁「自殺対策室」の体制強化や、地域でこどもの自殺対策に関する中核的な役割を担う「法定協議会」を全国的に設置するための自治体に対する財政的支援、生成AI(人工知能)事業者への自殺対策機能の実装の必要性を指摘しました。
また一人一台端末を活用し、定期健康診断のように「自殺リスク」のスクリーニング(こころの健康診断)を実施することや、悩みを抱えたこどもが生成AIに相談する実態、深夜帯に相談が集中している現状を踏まえデジタル技術と学校や地域の連携による包括的な支援を要請しました。
あなたのいばしょでは、24時間365日、誰でも無料・匿名で相談できるチャット窓口を運営。根岸氏は「こんなことで相談していいのかわからなかった」「電話では無理だったが文字なら出せた」といった声が寄せられ、1日あたり1千件以上の相談があることを紹介。匿名で相談しやすい「入り口をつくる」、必要な時に必要なサポートが受けられる窓口へ「つなぐ」、単年度で終わらず「支え続ける」仕組みづくりを訴えました。
今年は平成18年に自殺対策基本法が制定されてから20周年を迎えます。制定当時と比べると、昨年の自殺者数の総数は40パーセント減少し統計を開始した昭和53年以降過去最少の1万9188人と初めて2万人を下回りました。一方、小中高生の自殺者数は高止まりしていることから、わが党はこども・若者の自殺は「社会の課題」として捉え政府与党一体で対策に取り組んでいきます。

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