わが党が316議席を獲得した今回の衆院総選挙。日本列島各地で、歴史を変える勝利を収めました。今号では、これまで超えられなかった「壁」を超えて、新たな歴史を刻んだ小選挙区での戦いぶりを特集します。
決めた!逆転の「スクラムトライ」

公営掲示板の「スクラムポスター」を手にする黒崎祐一氏
全選挙区で勝利した東京都の中でも、「最も厳しい」とされてきた東京27区で「奇跡の逆転勝利」を飾ったのが黒崎祐一氏です。
東京27区の相手候補・長妻昭氏は6回連続小選挙区を制し、黒崎氏も令和6年の初挑戦では、5万票以上の差で落選しました。「東京最強」の長妻氏を相手に、黒崎氏も劣勢が伝えられてきました。
かつてラグビーの名門・明治大でスクラムの最前線である左プロップとして大観衆の前でプレーした黒崎氏。高市政権を支える存在であることをアピールしようと、黒崎氏は1月23日の公認証交付の際に、通常は高市早苗総裁と握手する写真を撮る場面で「スクラム」を組もうとしました。周囲の党役員が慌てて止めましたが、高市総裁は「このパターンも撮りましょう」と応じました。
写真を手にした黒崎氏は即座に公営掲示板のポスターを選挙期間中に貼り替えることを決断。色も自身のテーマカラーから党の広報物に合わせて赤に変更しました。2月4日夜に、地域の支援者が「ワンチーム」になって一気に貼り替え、「高市政権を最前線で支える」姿勢をアピール。劣勢を覆す「逆転トライ」で、4千票余りの差で当選しました。黒崎氏は「地域の仲間が支えてくれた」と感謝を口にし、中野・杉並をさらに前へと進めることを誓いました。