
会議の冒頭にあいさつする小野寺五典党安全保障調査会長(中央)
党安全保障調査会(会長・小野寺五典衆院議員)は12月16日に、勉強会を開催しました。防衛装備品の完成品の海外移転が認められるケースである「救難・輸送・警戒・監視・掃海」の5類型を現在見直すことが議論されている中で、会議ではその見直しの論点を整理し、意見交換を行いました。
会議の冒頭に小野寺会長は「前回5類型をまとめた時にはウクライナでの侵略戦争がこれほど長期化するとは想定していなかった」と語った上で「継戦能力の問題、同志国をいかに強化していくのかという課題が見えてきたため、この防衛装備移転の議論は重要」と、5類型見直しの議論の必要性を強調しました。また来年早々に方向性をまとめ、連立を組む日本維新の会と共同で、政府に対して提言ができるよう進めるとの考えも示しました。
会議では...