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日本遺産 歴史を紡ぐ
中世に出逢えるまち
~千年にわたり護(まも)られてきた中世文化遺産の宝庫~

令和元年度日本遺産認定

観心寺の境内。楠木正成が幼少期に学問を学んだとされ、楠木家ゆかりの寺でもある

京と高野山を結ぶ高野街道の中間地に位置する河内長野市は、中世の姿が色濃く残っています。その中心となっているのは、檜尾山観心寺(ひのおさんかんしんじ)(以下、観心寺)と天野山金剛寺(あまのさんこんごうじ)(以下、金剛寺)の二大寺院で、朝廷との結びつきを強めていきながら政治的にも重要な舞台となりました。この地で育まれたさまざまな文化遺産は千年にわたって護り継がれ、今も市内の随所で往時の息吹を感じることができます。

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