
定例記者会見を行う小林鷹之政務調査会長(左2人目)と武部新政調副会長(右)、
勝目康政調会長特別補佐(右2人目)、鈴木英敬政調会長特別補佐(右)
小林鷹之政務調査会長は11月6日、定例の記者会見を開き、政府与党が今国会に提出する補正予算について「キャップをはめることなく、必要なものをしっかり積み上げることが重要だ」との認識を示しました。
政調会では現在、各部会等で補正予算に盛り込むべき事項について検討を進めていますが、小林政調会長は「日本経済は成長経済へ移行していく過渡期にある重要な局面だ。物価の伸びに所得の伸びが追い付いていないので、そこを何とか後押ししなければならない。政権の最重要項目である成長力の底上げにつながる投資も重要だ」と述べました。補正予算の規模間については「今置かれている状況を考えると相応の額になってくると感じている」との認識を示しました。
また小林政調会長は、政調会に立ち上げた「国家インテリジェンス戦略本部」の初会合を来週にも開く意向を示しました。自ら本部長を務める小林政調会長は、同本部での論点について(1)政府の司令塔機能の強化(2)対外情報収集機能の強化(3)外国勢力からの干渉抑止について挙げ、「政府の検討に先んじる形で党として議論を進め、建設的に提言をしていきたい」と述べました。