お知らせ「自由民主」先出し科学技術

科技ノベ調査会 切れ目のない研究支援を
ノーベル賞ダブル受賞者からヒアリング

わが国の未来を切り開く科学技術政策を推進する決意を述べた小林鷹之政務調査会長

党文部科学部会(部会長・深澤陽一衆院議員)と科学技術・イノベーション戦略調査会(会長・大野敬太郎衆院議員)は10月30日、合同会議を開き、今年のノーベル生理学・医学賞と化学賞をそれぞれ受賞した大阪大学の坂口志文(しもん)特任教授と、京都大学の北川進特別教授からヒアリングし、議論しました。

ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文大阪大学特任教授

坂口教授は、人体の過剰(かじょう)な免疫(めんえき)反応を抑える「制御性T細胞」を新たに発見。今後、アレルギーや自己免疫(めんえき)疾患(しっかん)、がんの予防や治療への応用が期待されています。

ノーベル化学賞を受賞した北川進京都大学特別教授

北川教授は気体を自在に操ることができる「金属有機構造体(MOF)」を開発。空気中から水を得る技術等、環境や産業等の幅広い分野への貢献が期待されます。
会議には科学技術の振興をライフワークとする小林鷹之(たかゆき)政務調査会長も駆けつけました。「資源が乏(とぼ)しいわが国で、科学技術こそが成長の源」と強調し、わが国の未来を切り開くためさらに政策を推進していく決意を示しました。
また両教授からは、基礎研究から学術研究までの切れ目のない支援や、若手研究者の新たな挑戦を後押しする環境整備の重要性が示されました。
大野会長は次期科学技術・イノベーション計画を通じて長期的な視点で科学技術の振興を図る方針を示しました。

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