
大阪・関西万博の閉会式で「ミャクミャク」に感謝状を贈呈したことを紹介する石破茂総理
大阪・夢洲を舞台に184日間にわたって開催された大阪・関西万博が10月13日に閉会しました。一般入場者数が2500万人を超え、成功のうちに閉幕を迎えた同日、石破茂総理は閉会式に出席し、「皆の心を一つにして、多くの方々にご満足いただけた素晴らしい万博をつくり上げることができた」と、多くの人々に鮮やかな記憶を残した万博を振り返りました。
4月13日に降りしきる雨の中、開幕した大阪・関西万博。最終日となった10月13日には晴天の中、多くの人々が会場に詰め掛け、名残を惜しむように大阪湾に沈む夕日を見守りました。
閉会式で石破総理は「万博はわくわくする夢のような出会いの場となった」と語りました。万博では世界各国の特色ある文化や、食、伝統産業といった魅力が示され、人工知能(AI)、ヘルスケア、モビリティ、ロボットといった先端技術が実践されました。「歴史と未来」「日本と世界」が交差する万博会場で、さまざまな夢や記憶が来場者に刻まれました。
石破総理は「開幕前は万博の意義、準備の進み具合に心配の声があった」と政府とわが党が結束して準備に取り組み、機運醸成に努めてきた日々を振り返り、「皆さまの力で一つ一つ乗り越えた。分断よりも連帯、対立よりも寛容を大切にし、新しい日本の幕開けになった」と、万博の意義を改めて強調しました。
石破総理は閉会式に先立ち、個性的で愛くるしい姿で万博を成功に導いた、公式キャラクター「ミャクミャク」に感謝状を贈呈しました。閉会式のあいさつでそのことに触れ、会場に感謝状贈呈の映像が映し出されると、会場は大きな拍手に包まれ、石破総理は「ミャクミャク、ありがとう」と改めて感謝の意を示しました。