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茂木敏充候補 所見発表演説要旨

9月22日に行われた所見発表演説会で、茂木敏充候補は「党や政府でさまざまな経験をしてきた私が、組織の上に立つのではなく、逆風の中で先頭に立って、自民党を、日本経済を必ず再生させる」と訴えました。
以下、茂木敏充候補の所見発表演説の要旨を掲載します。

私の全てをこの国に捧げる

自民党は結党以来最大の危機にある。責任の一端は昨年の秋まで党の執行部にいた自分にもあると重く受け止めている。「倒産寸前」である今だからこそ再び立ち上がる決断をした。党や政府でさまざまな経験をしてきた私の全てをこの国に捧げたい。自民党を、日本経済を必ず再生させる。2年でバトンを次の世代に引き継ぐ道筋を作っていく。組織の上に立つのではなく、逆風の中で先頭に立って、日本を前に進めたい。
自民党の強みは人材力だ。総理総裁になった際には、地方組織も含めて1つの自民党を作る。結果が出せるベストチームを作っていく。自民党には次の時代を担う多くの中堅・若手人材がいる。閣僚の平均年齢は10歳若返らせ、3割は女性を登用する。高度な交渉力で外交安全保障・エネルギー・憲法政策が一致する政党との連立の枠組みを広げ、政権基盤を固めていく。
私の強みは経済と外交だ。増税ゼロの政策推進を堅持する。物価高対策として、地方が地域ごとにニーズに応じて自由に使える生活支援特別地方交付金を創設する。国や地方自治体が発注する事業や看護師や保育士の公定価格を全て物価連動型にする。投資政策としては個人の金融資産や企業の内部留保を貯蓄から投資に振り向け、すでに110兆円になっている企業の設備投資意欲をさらに高める。成長分野での投資が拡大すれば経済が成長し、企業の収益が上がれば継続的な賃上げが可能になる。投資を起点とした経済の好循環を回していく。東京一極集中の是正と地方の成長力アップのため、AI・半導体・データセンター・グリーン関連事業の地方への立地を推進する。1年で3.5パーセント、3年で1割給料が上がる状況を作っていく。
経済で失敗すれば政権が倒れ、外交で失敗すれば国が傾く。複雑で不透明な国際情勢の中で、日米貿易交渉での実績、外務大臣としての経験を活用して力強く、したたかな外交を展開する。中国や北朝鮮の脅威、サイバー空間や宇宙分野に対応すべく防衛力をさらに高める。法治国家として国民の安心安全を守るための違法外国人ゼロを目指し、ルールを守れない外国人には厳しい対応を行う。外国企業等による土地買収に対しても一元的な管理と透明化を図る。結果を出す、逆境を乗り越えることを私に担わせてほしい。日本に生まれてよかったと誰もが思える国を作っていきたい。

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