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ゲノム医療の推進を 政府基本計画案を了承

「ゲノム医療施策に関する基本的な計画案」を了承した党厚生労働部会

党厚生労働部会は9月9日、政府の「ゲノム医療施策に関する基本的な計画案」を了承しました。
ゲノム医療は人の遺伝情報(ゲノム)を解析し、病気の診断や治療等に生かすもの。近年、特にがん治療の分野で注目されています。政府は令和5年6月成立の「ゲノム医療法」に基づき、初めて同計画案を作成しました。
同計画案は「個人の権利および利益を尊重しながらゲノム医療を推進することで、国民の健康に寄与することを目指す」ことを全体目標に掲げ、施策の柱として(1)国民の適切な理解と啓発(2)医療等の提供体制の構築(3)研究開発の推進―を挙げました。
「国民の適切な理解と啓発」では、患者やその家族等がゲノム情報による不当な差別等を受けることがないよう、差別等の事例を収集・共有し、防止に関する対策を実施・周知を図ります。また、差別等を受けた者が相談できる窓口や救済制度を整備します。
「医療等の提供体制の構築」については、必要な患者等がゲノム医療にアクセルしやすい体制を整備することや、ゲノム医療の専門人材の確保等を明記しました。
「研究開発の推進」では、ゲノム情報を利活用するための大規模バイオバンクの整備や、ゲノム研究の専門人材確保策を検討すること等を掲げました。

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