
宮本 秀憲 党山梨県連広報委員長・山梨県議会議員
品名 「飛騨高山 渋草焼の徳利、おちょこ」

飛騨高山の渋草焼の徳利とおちょこをご紹介します。この一品には、父との思い出が宿っています。父は20年前、飛騨高山を訪れ、その酒器の美しさに惹かれて何度か足を運び、少しずつ集めたものです。特に、この徳利には桜の花が優雅に描かれ、おちょこ2つもそれぞれ梅と桜の絵柄が焼き付けられています。
3年前、父は他界しましたが、この器を正月にお神酒とともに使うたび、美味しそうに日本酒を楽しむ父の姿が目に浮かびます。私もお正月に日本酒を飲む際に、美しい絵柄と父との思い出に思いを馳せながら大切に愛用しています。私にとっては少し高価な品ですが、父と過ごした思い出と温もりが詰まった大事な一品です。