
塩漬けにした紅鮭「ぼだっこ」

ご飯のお供「ぼだっこ」と秋田の自慢のお米

御法川 信英衆院議員
ご飯のお供といえば、秋田名物の「ぼだっこ」。ぼだっことは、秋田の方言で塩漬けにした紅鮭のことで、甘口、中辛、激辛とあります。激辛は焼くと鮭の身から塩が吹き出るほどの「しょっぱさ」で、少量のぼだっこでご飯の箸が止まらなくなります。
春ごろに、地元産米の上にひとかけらのぼだっこが乗っているだけのシンプルなお弁当がSNS等で紹介されるとたちまち話題に。実際に食べた方の「秒で白米がなくなる」「無限にご飯が食べられる」といった声があふれ、一躍全国区になりました。
ぼだっこは、秋田では昔から食卓に並ぶ一品で、スーパーやコンビニ等にも弁当やおにぎりが並ぶほど秋田に根付いた県民食です。ぼだっこをよりおいしく食べるために欠かせないのがおいしいお米。ぼだっこがお米のうまみや甘みを一層引き立ててくれます。
塩分高めで、食べ過ぎには注意が必要ですが、秋田の自慢のお米であるサキホコレやあきたこまちと一緒にぜひ召し上がってください。最近では、瓶詰等も販売されています。