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自由民主1面コラム「幸響」
加藤 竜祥 新聞出版局次長

加藤 竜祥 新聞出版局次長

「国境離島」を守る!

私の地元である長崎県は日本一離島が多い県である。壱岐・対馬・五島をはじめとする国境離島は、日本の領海・排他的経済水域(EEZ)を実効的に維持する最前線に位置する。こうした地域に人が住み、社会が営まれていることが、わが国の主権と国益を支えている▼国境離島の暮らしを守ることは、単なる地域振興ではない。海洋資源の管理や国境監視、漁業・物流の基盤整備は、全ての国民に還元される利益である。すなわち、国境離島に人が住み続けられる環境を整えることは、国民全体がその恩恵を享受する国家的事業に他ならない▼令和8年度に期限を迎える「有人国境離島法」の延長・拡充は喫緊の課題である。現在、私も役員を務めている自民党の議員連盟において、運賃低廉化対象の拡大や観光・物流支援の強化、予算規模の拡充に向けた議論が進んでいる▼「離島の暮らしを守ることは、国益を守ること」。この信念のもと、次期通常国会での法改正実現へ、全力で取り組んでいく所存である。

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