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マイナ保険証へ積極的な切り替えを
健康保険証 7月31日以降順次満了

従来の健康保険証が昨年12月以降、新たに発行されなくなり、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行しました。後期高齢者医療制度や国民健康保険制度に加入している人は今年の8月以降、順次、健康保険証の有効期限を迎え、医療機関を受診する際はマイナ保険証か資格確認書を利用することになります。政府はこの機会により良い医療を受診できるマイナ保険証への積極的な切り替えを呼び掛けています。

後期高齢者医療制度と国民健康保険制度の健康保険証の有効期限と今後の受診の仕方

資格確認書
後期高齢者医療制度→申請不要
国民健康保険→登録有無の事前確認を

後期高齢者医療制度は75歳以上の人や、65歳から74歳までの人で一定の障害を持つ人が対象の制度。現行の健康保険証の有効期限は7月31日で、以降は新たに発行されません。
同制度の加入者全員には来年7月26日までの暫定措置として、マイナ保険証の保有の有無にかかわらず、申請不要で資格確認書が交付されます。
自営業者等が加入する国民健康保険の健康保険証の有効期限は、市区町村ごとに有効期限が異なります。マイナ保険証を保有していない人には、保険者等から有効期限前に資格確認書が交付されます。
また高齢者や障害者等マイナ保険証での受診が困難な場合は、申請により無償で資格確認書を受け取ることができます。
マイナ保険証をすでに保有している人には資格確認書は交付されません。そのためマイナンバーカードが健康保険証として利用登録されているか、事前の確認が推奨されています。
登録の有無はマイナポータルでの確認のほか、医療機関の受付窓口にある顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードをかざして確認でき、利用登録が済んでいない場合はその場で手続き可能です。
マイナ保険証を活用することで過去に処方された薬や診療情報等の正確なデータを医師・薬剤師にスムーズに提供することができ、データに基づいたより良い医療を受けることができます。
救急現場でも患者の医療情報の正確な共有が可能になっているほか、スマートフォンによるマイナ保険証の活用も8月以降、環境の整った医療機関から順次開始される予定です。
技術の進歩とともにより確実な資格確認をするだけでなく、より良い医療の提供体制が整っています。1人でも多くの人がマイナ保険証のメリットを実感できるよう、政府与党は安全安心な運用を進めていきます。

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