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日本遺産 歴史を紡ぐ
鬼が仏になった里「くにさき」~人々に幸せをもたらす長年の友へ

大分県豊後高田市・国東市
平成30年度日本遺産認定

国東半島の岩峰には鬼がすむと言われた奇岩霊窟があり、「鬼城」と呼ばれるようになった

大分県北部、国東(くにさき)半島の岩峰には古来、鬼がすむという奇岩の洞窟があり、「鬼城(きしろ)」と呼ばれてきました。鬼は恐ろしい力を持つ者の象徴だが、国東の鬼は不思議な法力で人々に幸せをもたらす存在として崇められてきました。平安時代以降、鬼は僧侶たちによって仏(不動明王)と重ねられ、この地区の寺院や岩屋をたどれば、さまざまな鬼面や優しい顔の不動明王に出会うことができます。「くにさき」では人と鬼が共に笑い、踊り、酒を酌み交わす長年の友のような間柄なのです。

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