全国52市町
平成29年日本遺産認定

福井県小浜の写真師・井田米蔵が、明治末期から大正期にかけて撮影した北前船(井田家旧蔵古写真・福井県立若狭歴史博物館提供)

江戸時代から明治中期まで、本州と北海道を行き来し物資を運んだ北前船。各寄港地で商品を仕入れ、これをまた別の港で販売する彼らは、近世と近代初期の日本経済を一手に担う「動く総合商社」でした。

日本経済を担う「動く総合商社」

北前船を関連とする日本遺産の登録自治体は、現在52。認定された自治体は北海道から、日本海と瀬戸内海の沿岸に存在し、大阪府に至るまで北前船の寄港地として栄えた港町です。

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