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メディア短評 川上和久(麗澤大学教授)

ETCシステム障害 厳しい論調で問題点を指摘 政府も今回の混乱を糧に万全の対策を練り上げよ

先月、大規模なシステム障害が交通インフラに大きな影響をもたらした。中日本高速道路(NEXCO中日本)の自動料金収受システム(ETC)が大規模なシステム障害を起こし、1都7県、100カ所以上の料金所で専用レーンが利用できなくなったのだ。同社はシステムの改修に伴うデータの破損が原因だったとしている。
これに全国紙各紙は厳しい論調で社説を掲げた。
4月8日付日本経済新聞「列島の大動脈止めぬETCに」では、「精算を事後にすることにしてETCレーンを開放し、混乱は解消に向かったが、車の流れを止めないことを大前提にすれば、こうした措置はもっと早く講じてしかるべきだった」と批判。現在のETCシステムは料金制度が変わるたびに改修を重ねた「継ぎはぎ状態」であることや..,

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