マイナンバーカードには、カード自体の有効期限と、ICチップに搭載された電子証明書の有効期限が設けられています。マイナンバーカードの発行が開始された平成28年に取得した人や、令和2年のマイナポイント事業をきっかけに取得した人は、今年、それぞれの有効期限を迎えます。更新が必要となるカードの対象見込み数は約2810万件。カードの有効期限や更新手続き等についてQアンドA形式でまとめました。
- 電子証明書の更新は、なぜオンラインで対応できないのですか?
- マイナンバーカード自体の有効期限と、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書の2種類があります
マイナンバーカードの有効期限は10年(発行から10回目の誕生日まで)で、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書の有効期限は5年(発行から5回目の誕生日まで)となります。
マイナンバーカードの有効期限はカードの表面にも印字されていますが、有効期限を迎える人には、期限の2から3カ月前を目途に、地方公共団体情報システム(J-LIS)から有効期限をお知らせする「有効期限通知書」が自宅に送付されます。
- マイナンバーカードと電子証明書の更新手続き方法は?
- 有効期限の3カ月前から更新できます。マイナンバーカードは所定の方法で、電子証明書はお住まいの市区町村窓口で手続きしてください
マイナンバーカードの更新手続きは、J-LISから届いた「有効期限通知書」に同梱される「マイナンバーカード交付申請書」と更新手続きの案内パンフレットを確認してください。
電子証明書の更新は、市区町村窓口で持参したマイナンバーカードに新しい電子証明書が搭載されます。その際、カード交付時に自身で設定した署名用電子証明書(6~16桁の英数字)と利用者証明用電子証明書(4桁の数字)の暗証番号が必要になります。暗証番号を忘れた場合は、市区町村窓口やコンビニ等のキオスク端末で再設定することができます。
- 電子証明書の更新は、なぜオンラインで対応できないのですか?
- 電子証明書の安全性を担保するためです
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