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文化立国調査会 方言を活用した地域振興を

方言の伝承について議論を深めていく意義を強調した永岡桂子党文化立国調査会長

党文化立国調査会(会長・永岡桂子衆院議員)は4月14日、会議を開き、地域資源としての方言の保存・継承について有識者からヒアリングし議論しました。
永岡会長は「方言は地域に根差したかけがえのないもの」と強調。地域文化の継承と振興に取り組む同会議が方言の伝承をテーマに議論を深めていく意義を述べました。
会議では、岩手大学名誉教授の大野眞男氏が、地域の仲間意識や連帯的感情を生み出す方言の価値を説明。方言で民話の伝承活動を行う「釜石漁火の会」(岩手県釜石市)の北村弘子事務局長は、明治三陸地震の大津波の生存者が語り継いできた民話「命てんでんこ」の実演を披露しました。
釜石市を含む衆院岩手2区選出の鈴木俊一総務会長も駆け付け、都市圏への若者流出等により「方言が伝承されにくくなっている」と懸念を表明。地方の文化を守るとともに、地域の振興を図るためにも方言を地域の財産として活用していく意義を語りました。
また会議では、国立国語研究所で准教授を務めた井上文子氏から、同研究所が提供している日本全国の方言のデータベース「日本語諸方言コーパス」の紹介がありました。

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