臨時国会閉会を受けて今国会の成果を語る石破茂総理
第216臨時国会が12月24日に閉会したことを受けて、石破茂総理は同日、総理官邸で記者会見を行い、少数与党として初めて迎えた国会を振り返り「一歩でも前に進むことが大事だ」と述べ、成果を強調しました。
臨時国会では政策活動費を廃止する改正政治資金規正法や政治資金監査委員会設置法、文書通信交通滞在費(旧文通費)の使途公開と残金の返納を定める改正歳費法等が成立。石破総理は「総裁として申し上げた改革メニューは年内の法制措置が実現できた」と述べました。また、「今国会は熟議の国会にふさわしいものとなった。少数与党で自分たちの意見がそのまま通るわけではないが、一歩でも前に進むことが大事」と、国会運営を振り返り、「ハングパーラメント(宙づり議会)の妙味を最大限生かしながら、目指すべき日本を確立したい」と来年の通常国会を見据えました。
また、米国のトランプ次期大統領との早期の会談に強い意欲を示し、「日米同盟をさらなる高みに引き上げたい」として、トランプ新政権の下でも強固な同盟関係を維持ししていく考えを示しました。